外部DLL呼び出し命令登録
#func 新規名称 関数名 タイプ
外部DLLを呼び出すための新しい命令をコンパイラに登録します。 新規名称、関数名、タイプをスペースで区切って書きます。関数名は 大小文字を含めて厳密に書かなければなりません。 func命令が処理されると、コンパイラに新規名称で指定した命令が追加 されます。新しい命令は、他のHSP命令と同様に処理されます。 つまり、 新規命令 p1,p2,p3,p4 のようにパラメータを4つまで渡すことのできる命令となります。 パラメータのp1,p2,p3,p4の内容はタイプによって異なります。 タイプは、呼び出しパラメータのバリエーションに対応した数値で設定します。 タイプの数値には以下のような種類があります。 (p1~p3までのパラメータ) タイプ0 : 新規命令 p1,p2,p3,p4 ( p1=int, p2=int, p3=int ) タイプ1 : 新規命令 p1,p2,p3,p4 ( p1=変数バッファへのポインタ, p2=int, p3=int ) タイプ2 : 新規命令 p2,p3,p4 ( p1=BMSCR構造体へのポインタ, p2=int, p3=int ) タイプ3 : 新規命令 p1,p2,p3,p4 ( p1=変数情報PVAL構造体へのポインタ, p2=int, p3=int ) タイプ4 : 新規命令 p2,p3,p4 ( p1=int, p2=str, p3=int ) タイプ5 : 新規命令 p1,p2,p3,p4 ( p1=変数バッファへのポインタ, p2=str, p3=int ) タイプ6 : 新規命令 p2,p3,p4 ( p1=BMSCR構造体へのポインタ, p2=str, p3=int ) タイプ7 : 新規命令 p1,p2,p3,p4 ( p1=変数情報PVAL構造体へのポインタ, p2=str, p3=int ) (p4のパラメータ) 各タイプ+$00 : p4=int 各タイプ+$10 : p4=システム変数refstrへのポインタ 各タイプ+$20 : p4=ファイルハンドルdpminfoへのポインタ 各タイプ+$30 : p4=パレットデータrgbptrへのポインタ (その他) 各タイプ+$80 : ver2.5専用のPVAL構造体を使用する 各タイプ+$100 : HSP終了時に自動的に呼び出される関数 (クリーンアップ関数)の指定 パラメータの表記で、intは数値、strは文字列となります。 intのパラメータが省略されている場合は、0がDLLに渡されます。 それ以外のパラメータの省略はできません。 p1が、BMSCR構造体へのポインタの場合はパラメータの数が1つ少なく なるので注意してください。 外部DLLへのリンクは、HSP2.EXEの起動時に行なわれます。もし、指定 したDLL名や、そこに含まれている関数名が1つでも見つからなかった 時には、「DLL not found」というエラーが表示されHSPは終了します。
#uselib | 外部DLLの指定 |
バージョン | 2.61 |
作成日 | 2004/03/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://www.onionsoft.net/ |
備考 | ver2.61標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | プリプロセッサ命令 |
hs ファイル | hsphelp\i_prep.HS |