keybd_event

キーボード操作

keybd_event n1,n2,n3

n1 : キーコード
n2 : キーを放すフラグ
n3 : オプション

解説

キーボード操作を行います。
n1に押したいキーのキーコードを指定します。
n2を0にしてこの命令を実行するとn1を前回実行したときと同じキーコード、
n2を1にしてもう一度この命令を実行しないとキーを放したことになりません。
n2を-1にすると押して放したことになります。
n3のオプションはスクリーンショットキーを押すときに使用します。n3を0に
するとフルスクリーン、1にするとアクティブなウィンドウがクリップボードに
コピーされます。

keybd_eventは他のプログラムのウィンドウがアクティブな場合でも実行されます。

<>キーコード
キーコードはgetkeyで使用するものと同じです。
ほかにも以下のようなものがあります。

n1の値
44       スクリーンショット
45       INS
46       DEL
106      テンキーの'*'
107      テンキーの'+'
108      テンキーの','
109      テンキーの'-'
110      テンキーの'.'
111      テンキーの'/'

サンプル

	#include "llmod.as"
	#include "input.as"

	exec "notepad"
	s="ABCDEFG" : strlen L,s

	repeat L
		peek c,s,cnt
		keybd_event c,-1
	loop

	keybd_event 18,-1	;ALT
	keybd_event 'F',-1	;ファイル(F)
	keybd_event 'O',-1	;開く(O)

	keybd_event 'N',-1	;セーブ確認ダイアログのいいえ(N)

	s="INPUTnAS" : strlen L,s	;'n'はキーコードで'.'(110)を表す

	;ここのコメントを外すとSHIFTを押したことになり大文字になります
	;keybd_event 16

	repeat L
		peek c,s,cnt
		keybd_event c,-1
	loop

	;上のコメントを外したときはここのコメントも外してください
	;keybd_event 16,1

	keybd_event 13,-1	;ENTER

	stop

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者tom
URLhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~diamond/hsp/hsp2file.htm
備考llmod.asをインクルードする。必要に応じてabout.as,msgdlg.as,multiopen.as,console.as,unicode.as,dragdrop.as,input.asをインクルードする
タイプ拡張命令
グループ拡張入出力制御命令
hs ファイルhsphelp\llmod_stdio.hs