onerror

エラー発生時にジャンプ

onerror *label

*label : ラベル名

解説

スクリプトが原因でHSP内部でエラーが発生した時に、
自動的にジャンプする場所を指定します。
通常は、エラー発生時にシステムのエラーメッセージダイアログが表示
されますが、そのかわりに指定したラベルにジャンプするように設定
されます。ジャンプ後は、以下のシステム変数に情報が代入されます。

	wparam : エラー番号
	lparam : エラー発生行番号
	iparam : 0(なし)

onerror命令によりエラー後の処理を指定した場合であっても、
必要な処理が終わったら、そのままアプリケーションの実行は再開
せずに、なるべくend命令で終了させてください。
onerror命令は、エラーから回復させるものではありません。
エラー発生の原因によっては、HSPのシステム自体が不安定になったり
障害が発生することも有り得ます。
onerror命令を使う場面としては、実行ファイル作成時にエラーが
発生した場合にアプリケーション側で独自のエラー表示を行ないたい
場合や、特定のエラーが発生する場合にだけデバッグのための表示を
行なうなどが考えられます。

終了時ジャンプの一時的なON/OFFをすることも可能です。

	onexit 0

で一時的に割り込みを停止します。

	onexit 1

で一時停止した割り込みを再開させることができます。

関連項目

onkeyキー割り込み実行指定
onclickクリック割り込み実行指定
onexit強制終了時にジャンプ

サンプル逆引き (1)

onerror.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループプログラム制御命令
hs ファイルhsphelp\i_prog.HS