; ; HSP help manager用 HELPソースファイル ; (先頭が「;」の行はコメントとして処理されます) ; %type 拡張命令 %ver 3.0 %note hspcmp.asをインクルードすること。 %date 2005/07/01 %author onitama %dll hspcmp %url http://www.onionsoft.net/ %index hsc_ini HSPCMP.DLLの初期化 %group 拡張入出力制御命令 %prm "filename" "filename" : コンパイルの対象となるファイル名 %inst HSPCMP.DLLの初期化を行ないます。 HSPCMP.DLLの機能を使用する場合は、最初に初期化をする必要があります。 "filename"で指定したファイルをコンパイルの対象とします。 ファイル名は、拡張子(asでなくても構いません)も含めて指定して下さい。 %index hsc_refname エラー表示ファイル名の指定 %group 拡張入出力制御命令 %prm "filename" "filename" : エラーメッセージで表示されるファイル名 %inst エラーメッセージで表示されるソーススクリプトファイル名を指定します。 これは、たとえば「test.as」という名前を一時的に「hsptmp」などの別名で 保存してコンパイルする時にも、エラーメッセージには「test.as」ファイル 内でエラーが起こっているということを表示させるためのものです。 ソーススクリプトファイル名が、hsc_iniで指定したファイルから変更する 必要がない場合は、指定しなくても構いません。 %index hsc_objname 出力オブジェクトファイル名の指定 %group 拡張入出力制御命令 %prm "filename" "filename" : 出力オブジェクトファイル名 %inst 出力されるオブジェクトファイル名を指定します。 %index hsc_compath 共通ディレクトリの指定 %group 拡張入出力制御命令 %prm "pathname" "pathname" : 共通ディレクトリパス %inst #includeでサーチされる共通ディレクトリを指定します。 "pathname"は必ず「\」で終わる文字列である必要があります。 hsc_compathが指定されなかった場合は、hspcmp.dllを使用しているEXEの 下にある「common」ディレクトリが参照されます。 %index hsc_comp オブジェクトファイル作成 %group 拡張入出力制御命令 %prm p1,p2 p1=0〜(0) : デバッグ情報の有無 p2=0〜(0) : マクロ定義の有無 %inst HSPコードコンパイラで、ソースファイルをコンパイルして、オブジェクト ファイルを作成します。 p1のパラメータで、デバッグ情報をオブジェクトファイルに出力するかを 指定することができます。p1が0かまたは省略されている場合は、エラー行 表示などに必要なデバッグ情報がオブジェクトファイルに付加されません。 p1が1の場合は、デバッグ情報が付加されます。 p2が0の場合は「__hsp26__」マクロが定義された状態でコンパイルを行ないます。 p2が1の場合は、マクロは定義されません。これは、スクリプトエディタの 「HSP拡張マクロを使用する」フラグをコンパイラに渡すためのものです。 p2の値を+2(bit1)すると、デバッグモードであることを示すシンボル(_debug) が追加されます。 p2の値を+4(bit2)すると、ソースに含まれる実行ファイル自動作成のための 命令(#pack,#epack,#packopt)をもとにpackfile作成を行ないます。 hsc_comp命令を実行するためには、必ずhsc_ini命令で初期化とファイルの 指定をする必要があります。 また、必要があればhsc_objnameで出力されるオブジェクトファイル名を 指定します。(出力ファイル名は、デフォルトではhdc_iniで指定した ファイル名の拡張子が「.ax」になったものになります) さらに必要であれば、hsc_refname命令をあらかじめ実行しておいて 下さい。コンパイルの手順としては、 ^p 1.「hsc_ini」 2.「hsc_refname」(省略可) 3.「hsc_objname」(省略可) 4.「hsc_comp」 ^p のようになります。 %index hsc_getmes エラーメッセージ出力先指定 %group 拡張入出力制御命令 %prm p1 p1 : エラーメッセージを受け取る文字列型変数 %inst p1で指定した文字列型の変数に、エラーなどHSPCMP.DLLが出力した メッセージを代入します。 %index hsc_clrmes エラーメッセージのクリア %group 拡張入出力制御命令 %inst コンパイラが出力したメッセージのデータをすべてクリアします。 %index hsc_ver コンパイラのバージョンを取得 %group 拡張入出力制御命令 %inst システム変数refstrに、HSPコードコンパイラのバージョン情報を 文字列として返します。 %index hsc_bye コンパイラの終了処理 %group 拡張入出力制御命令 %inst HSPコードコンパイラの終了処理を行ないます。 この命令は自動的に実行されるので、通常は使用しません。 %index pack_ini PACKFILEマネージャの初期化 %group 拡張入出力制御命令 %prm "filename" "filename" : 操作対象ファイル名 %inst PACKFILEマネージャの初期化を行ないます。 PACKFILEの操作を行なう場合(「pack_」で始まる命令)は、最初に 初期化をする必要があります。 "filename"で指定したファイルを操作の対象とします。 ファイル名は、拡張子のないものを指定して下さい。 %index pack_view PACKFILEの内容一覧を表示 %group 拡張入出力制御命令 %inst pack_iniで指定したファイルをDPMファイルとして内容一覧を表示 します。pack_viewの結果は、hsc_getmes命令で取得して下さい。 %index pack_make DPMファイルを作成 %group 拡張入出力制御命令 %prm p1,p2 p1 : 作成モード( 0=標準EXEファイル用 / 1=外部DPMファイル用 ) p2 : 暗号化キー( 0=標準キーを使用する / その他=暗号化キー ) %inst pack_iniで指定したファイル名でDPMファイルを作成します。 p1で、標準EXEファイル用か、外部読み込み用のDPMファイルなのかを指定する必要があります。 また、DPMファイルを作成する場合は、p2で暗号化キーについての設定を行なうことができます。 p2に0を指定した場合は、標準の暗号化によるDPMファイル(2.61互換)を作成します。 p2に0以外を指定した場合は、その値をキーとする暗号化を施します。 この場合は、DPM読み込みの際にスクリプト側で同じ値のキーをchdpm命令によって指定しなければ、 正しいファイルとして復号されなくなるので注意してください。 DPMファイルに含めるファイルは、カレントディレクトリの 「PACKFILE」内のテキストで指定されたファイルになります。 %index pack_exe 実行ファイルを作成 %group 拡張入出力制御命令 %prm p1 p1 : 作成モード(0=標準 / 1=フルスクリーンモード / 2=スクリーンセーバー) %inst pack_iniで指定したファイル名でEXEファイルを作成します。 p1で3つのモード(標準・フルスクリーン・スクリーンセーバー) を指定することができます。 EXEファイルに含めるファイルは、カレントディレクトリの 「PACKFILE」内のテキストで指定されたファイルになります。 また、HSPランタイムファイル(hsprt)が適切なディレクトリに 置かれている必要があります。 %index pack_opt 実行ファイル作成オプションを指定 %group 拡張入出力制御命令 %prm p1,p2,p3 p1=0〜(640) : 画面Xサイズ p2=0〜(480) : 画面Yサイズ p3=0〜(0) : 起動時の動作スイッチ %inst pack_exe命令でEXEファイルを作成する場合のオプションを 指定します。pack_exe命令を実行する前に、指定をしておく 必要があります。 p3で指定する起動時の動作スイッチには、以下の値を指定することで特殊な起動動作にすることができます。 ^p 1 = 初期ウィンドウ非表示 2 = ディレクトリ移動なし ^p 動作スイッチは、加算することで同時に機能を選択することが可能です。 特に特殊な動作が必要ない場合は、0を指定して下さい。 %index pack_rt HSPランタイムファイルを指定 %group 拡張入出力制御命令 %prm "filename" "filename" : HSPランタイムファイル(hsprt)のあるフルパス名 %inst pack_exe命令でEXEファイルを作成する場合に参照される HSPランタイムファイル(hsprt)のあるフルパス名を指定します。 HSPランタイムファイルがカレントディレクトリにない場合は、 指定をしておいてください。 (例: pack_rt "c:\hsp\hsprt") %index pack_get packfileからファイルを取り出す %group 拡張入出力制御命令 %prm "filename" "filename" : 取り出すファイル名 %inst pack_iniで指定したファイル名をDPMファイルとして、格納 されているファイルを取り出します。 "filename"で指定したファイルが取り出され、カレントディレクトリに セーブされます。 %index hsc3_getsym シンボル名を取得 %group 拡張入出力制御命令 %inst コンパイラのメッセージバッファにHSPで使用されるシンボル名を出力します。 出力は、「シンボル名,sys[|var/func/macro][|1/2]」の形式になります。 %index hsc3_messize コンパイラメッセージのサイズを取得 %group 拡張入出力制御命令 %prm val val : サイズを受け取る数値型変数 %inst hsc_getmesで得られるメッセージ全体のサイズを、valで指定した変数に 代入します。 %index hsc3_make 実行ファイルの自動作成 %group 拡張入出力制御命令 %prm "path" "path" : HSPランタイムライブラリのあるフルパス %inst 実行ファイルの自動作成を行ないます。 "path"でHSPランタイムライブラリのあるフルパスを指定します。 packfileのオプションに従って実行ファイルを作成します。 オプション付きのpackfile作成は、hsc_compで行ないます。 %index hsc3_getruntime ランタイムファイルの取得 %group 拡張入出力制御命令 %prm val, "objfile" val : ランタイム名を取得する変数 "objfile" : オブジェクトファイル名 %inst "objfile"で指定したオブジェクトファイルが必要とする ランタイムファイル名をvalで指定した変数に取得します。 valの変数は文字列型で初期化されている必要があります。 ランタイムファイル名が空("")の場合は、デフォルトの ランタイム(hsp3.exe)を使用することを示しています。 %index hsc3_run ランタイム実行 %group 拡張入出力制御命令 %prm "string", p1 "string" : 実行コマンドライン p1=0〜1(0) : デバッグモード指定 %inst "string"の内容をランタイム実行用のコマンドラインとして処理します。 "string"には、「ランタイム名」「オブジェクトファイル名」 「起動オプション」をそれぞれスペースで区切った形で指定する 必要があります。 p1でデバッグウィンドウのON/OFFを指定します。 p1が1の場合は、デバッグウィンドウを表示します。