エラー発生時にジャンプ
onerror goto/gosub *label
*label : ラベル名
スクリプトが原因で HSP内部でエラーが発生した時に、自動的にジャンプする 場所を指定します。 onerrorの後に続けて、gotoまたはgosubキーワードを指定してからラベルを記 述します。gotoの場合には、単純なプログラムジャンプ。 gosubの場合はサブ ルーチンジャンプを行ないます。 goto/gosubキーワードを省略した場合には、gotoキーワードと同等の動作にな ります。 通常は、エラー発生時にシステムのエラーメッセージダイアログが表示されま すが、そのかわりに指定したラベルにジャンプするように設定されます。ジャ ンプ後は、以下のシステム変数に情報が代入されます。 wparam : エラー番号 lparam : エラー発生行番号 iparam : 0(なし) onerror命令によりエラー後の処理を指定した場合であっても、 必要な処理が 終わったら、そのままアプリケーションの実行は再開せずに、 なるべくend命 令で終了させてください。 onerror命令は、エラーから回復させるものではありません。 エラー発生の原因によっては、 HSPのシステム自体が不安定になったり障害が 発生することも有り得ます。 onerror命令を使う場面としては、実行ファイル 作成時にエラーが発生した場合にアプリケーション側で独自のエラー表示を行 ないたい場合や、特定のエラーが発生する場合にだけデバッグのための表示を 行なうなどが考えられます。 終了時ジャンプの一時的なON/OFFをすることも可能です。 onerror 0 で一時的に割り込みを停止します。 onerror 1 で一時停止した割り込みを再開させることができます。
バージョン | 3.1 |
作成日 | 2004/10/12 |
著作者 | onitama |
URL | http://www.onionsoft.net/ |
備考 | ver3.1標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | プログラム制御命令 |
対応環境 |
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hs ファイル | hsphelp\i_prog.hs |