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step2:HSPスクリプトエディタを使ってみよう

まずはHSPスクリプトエディタを起動してみましょう。 「HSPスクリプトエディタ」のアイコンをダブルクリックすれば起動します。 HSPスクリプトエディタ(HSED3.EXE)を起動させると、

HSPスクリプトエディタ(untitled)

っていうタイトルのついたウインドゥが現われるはずです。 そう、これこそHSPスクリプトエディタなのです・・って、いったい ぜんたいスクリプトって何??

スクリプトとは、プログラムのことです。

ええーっ?? これじゃサッパリわかりませんね。 つまり、HSPの世界では作業の順序を書いたテキストのことをスクリ プトと呼んでいるのです。プログラムという言葉は、意味が広く使わ れすぎていて、ややこしくなることがありますからね。 で、これからはスクリプトと言ったら、HSPで使うテキストのことだと 思ってください。よろしくね。

ペイントブラシっていうツールで扱うものは画像データで、セーブさ れるファイルは画像ファイルだし、ワープロだったら、扱うものは文 書で、セーブするのは文書ファイル。それと同じで、スクリプトエディタで扱う のは、スクリプトでセーブされるのはスクリプトファイルになります。

HSPスクリプトエディタは、スクリプトを書くためのエディタです。 とはいうものの、スクリプトとは作業の順序を書いたテキストのこと なので、つまりはテキストを書くツールなのです。ワープロのボロい やつとか、Windowsのアクセサリとして付属している「メモ帳」みた いなものだと思っていいです。実際、かなりの部分は「メモ帳」と操 作もメニューも似せて作ってあります。

メニューバーには、他のアプリケーションなどでよく見慣れた、「フ ァイル」とか「編集」のメニューがあります。あまり見かけない、「 カーソル」や「HSP」なんていうメニューもありますが、このへんは 後々説明します。

HSPスクリプトエディタを起動した直後は、新規のスクリプトが編集 できる状態になっています。だからウインドゥの内部はまっ白のはず。 「ファイル」メニューの「新規作成」を選んでも同じ状態になります。 「開く」や「保存」のメニューなども通常のソフトと同じく、編集 したスクリプトをロード・セーブする時に使います。 ただし、


HSPのスクリプトの拡張子は .HSP になります


「編集」や「検索」メニューもまた、よくあるテキストエディタと変 わりません。マウスか、シフトキーを押しながらカーソルキーで範囲 を選んでコピーやカット、ペーストができます。検索や置換は、入力 をするダイアログボックスが出てきますから、テキストの中から検索 したい文字や、置換したい文字を入力してください。つまり、

HSPスクリプトエディタは、ただのテキストエディタ

だったのです。ためしに、HSPのドキュメント。たとえばREADME.TXTとか であっても読み込み、編集できます。しかし、あくまで主な目的はHS Pのスクリプトをバリバリ書くことなのです。さあ、それじゃいよいよスクリプトを書いてみることにしましょうか。

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