HSP : HSP3Dish / onion software 2013(c)

タイトル

HSP3Dish android(NDK)版プログラミングガイド

  1. android版 HSP3Dish概要
  2. 環境の準備
  3. Platform APIインストール
  4. HSP3Dish Helperの設定
  5. 新規プロジェクトの作成
  6. プロジェクトのビルド
  7. サンプルプロジェクト
  8. ソースのコンパイル
  9. 実機への転送と実行
  10. データファイルの準備
  11. システム情報の取得
  12. タスク(アクティビティ)呼び出し
  13. 画面サイズのスケーリングについて(new)
  14. リリースビルド(new)
  15. android版の注意事項、制限
  16. android版の更新予定

android版 HSP3Dish概要

android版 HSP3Dishは、android OS搭載機種(スマートフォン、タブレット等)上で動作するHSP3Dishのランタイムです。 Windows版 HSP3Dishがサポートする機能をandroid OS上で再現することが可能です。 (android版 HSP3Dishは、Windows版のスクリプトを実行させることを目的としており、HSP3開発システムそのものをiOS上で再現するものではありません。)
このマニュアルでは、android版の利用方法、注意点などを説明していきます。

現状ではandroid上で実行できるファイルをビルドするためには、開発のための環境設定を行なう必要があります。開発環境の構築に費用はかかりません。すべて無料で準備することができます。 これらは、Windows上で動作し、接続されているandroidデバイス上で動作の確認を行なうことができます。
HSP3Dishでのビルドを支援するための、HSP3Dish Helperツールが同梱されています。 これにより、比較的スムーズにandroid向けにビルドを行なうことが可能になります。 (尚、統合開発環境Eclipse上でお使い頂くことも可能ですが、 手順が多いためHSP3Dish Helperの利用を推奨しています。)

環境の準備

androidの実機上で動作させるためには、以下が必要となります。


推奨するフォルダにアーカイブを解凍した場合、上のような状態になります。(英文字のみ、スペースを含まないフォルダ名を使用してください)

Platform APIインストール

ビルドに必要なPlatform APIのインストールを行ないます。 android開発環境(SDK)フォルダ内にある、「SDK Manager.exe」を実行してください。


このツールにより、必要なAPIをインストールすることができます。(ネットに接続されている必要があります)
「Android 4.0.3 (API 15)」のような形で、それぞれのバージョンに対応したAPIのチェックボックスが表示されます。 この中で、「Tools」「Android 2.3.3 (API 10)」はチェックを入れて必ずインストールするようにしてください。 それ以外のバージョンは必要に応じてインストールして頂いて構いません。
「Install packages...」のボタンを押すことで、ダウンロードとインストールが行なわれます。 インストールされた項目は、「Installed」の表示が付加されます。

HSP3Dish Helperの設定

HSPインストールフォルダ(最新版のHSP3Dish開発セットによりアップデートされている必要があります)にあるHSP3Dish Helper(hsp3dh.exe)を起動してください。


「オプション」ボタンを押して表示される画面で、android開発環境(SDK)などのインストール行なったフォルダの場所を設定してください。


推奨するフォルダにインストールされた場合、上のような設定になります。
最後の「プロジェクト」フォルダ設定は、android用にアプリをビルドする際に作成されるプロジェクトフォルダの起点になる位置を示します。推奨フォルダは、「c:\android」です。

新規プロジェクトの作成

HSP3Dish Helper(hsp3dh.exe)を起動して、中央下にある「android」ボタンを押して、androidビルドのモードにします。


上のようなプロジェクト新規作成のダイアログが表示されます。(新規作成になっていない場合は、「新規プロジェクト」のボタンを押して下さい)
以下の項目を設定して「新規作成」ボタンを押すことで、指定したプロジェクトのフォルダが作成され、android用のビルド準備が整います。 android用アプリの開発では、1つのアプリにつき必ず1つのプロジェクトファイルを作成する必要があります。プロジェクトのフォルダは、設定メニューで設定されている場所を起点に作成されます。

プロジェクトのビルド

HSP3Dish Helper(hsp3dh.exe)を起動して、中央下にある「android」ボタンを押して、androidビルドのモードにします。


上のようなプロジェクトビルドのダイアログが表示されます。(ビルドになっていない場合は、「既存プロジェクト」のボタンを押して下さい)
プロジェクトのビルドを行なうことで、指定されたHSPスクリプト及びデータファイルをandroidで実行できる形式(apkファイル)として出力されます。 android用アプリの開発では、実行のためのプログラムとデータをすべてまとめたapkファイルが最終的な出力結果となります。
ダイアログで設定する項目は、以下の通りです。