カスタムボタンの設定
objimage id,x1,y1,x2,y2,x3,y3
id : カスタムボタンの参照バッファID x1,y1 : カスタムボタンの参照座標1(通常時) x2,y2 : カスタムボタンの参照座標2(押し下げ時) x3,y3 : カスタムボタンの参照座標3(マウスオーバー時)
カスタムボタンを配置するための設定を行ないます。 カスタムボタンは、button命令で作成される押しボタンのオブジェクト外観を任意の画像に置き換えることができます。 カスタムボタンを作成するためには、あらかじめボタンとして表示するための画像を用意しなければなりません。 idパラメーターで、カスタムボタンの画像が格納されている画面バッファIDを指定します。 idパラメーターを省略するか、または-1を指定するとカスタムボタンの設定は無効となり、通常のWindowsシステムが用意するボタンが使用されます。 (x1,y1)に、通常のボタンとして表示する画像の左上座標を指定します。(パラメーター省略時は、(0,0)が指定されます) (x2,y2)では、ボタンが押された時に、ボタンに表示する画像の左上座標を指定します。(パラメーター省略時は、(0,0)が指定されます) (x3,y3)では、マウスがボタン上に乗った(マウスオーバー)時、ボタンに表示する画像の左上座標を指定します。(パラメーター省略時は、x1,y1と同様の値が使用されます) objimage命令によってカスタムボタンの設定が行なわれた後は、button命令で配置されるボタンすべてに設定が適用されます。 カスタムボタンは、指定された画像をボタンが配置されている場所にコピーすることで外観を変更しています。 コピーされる範囲は、ボタンと同じ(objsize命令で設定された)サイズとなります。 外観以外の挙動は、通常のボタンと変わりありません。ボタン上の文字表示や、フォーカス移動等も同様にサポートされます。 カスタムボタンの設定は、画面の初期化時(cls命令やscreen命令実行時)にクリアされます。
button | ボタン表示 |
バージョン | 3.3 |
作成日 | 2009/08/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://hsp.tv/ |
備考 | ver3.3標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | オブジェクト制御命令 |
対応環境 |
|
hs ファイル | hsphelp\i_object.hs |