dup

クローン変数を作成

dup 変数名1 , 変数名2

変数名1 : クローンを作成する変数名
変数名2 : クローン元の変数名

解説

クローン元の変数が持つメモリを指している変数を作成します。
クローン変数は、クローン元のメモリ情報を参照するための変数として機能するようになります。

クローン元の型が変更されたり、配列の拡張、または文字列バッファの拡張が行なわれた場合には、クローンとしての動作は行なわれなくなります。
クローンが有効なのはクローン元の変数に代入が行なわれるまでの間だという点に注意してください。
dup命令は、以前のバージョンとの互換性維持と、 低レベルでの変数バッファ操作を行なうための機能として残されています。
また、メモリアドレスから直接クローン変数を作成するdupptr命令も用意されています。
初心者向けに、dup命令を推奨することはありません。

関連項目

mref特殊なメモリを変数に割り当てる
dupptrポインタからクローン変数を作成

サンプル逆引き (2)

xsample_gimbal.hsp
xsample_verge.hsp

情報

バージョン3.6
作成日2009/08/01
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.6標準命令
タイプ内蔵命令
グループ特殊代入命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_mem.hs