grotate

矩形画像を回転してコピー

grotate p1,p2,p3,p4,p5,p6

p1=0~(0)   : コピー元のウィンドウID
p2=0~(0)   : コピー元の左上X座標
p3=0~(0)   : コピー元の左上Y座標
p4=0.0~(0.0) : 回転角度(単位はラジアン)
p5=0~(?)   : Xサイズ
p6=0~(?)   : Yサイズ

解説

grotate命令は、gcopy命令に回転を含めた処理を行ないます。
p1で、コピー元のウィンドウIDを指定、(p2,p3) でコピーされる元の画像にあたる座標を指定します。(gcopy命令と同様です)
コピー先は、現在の描画先に指定されているウィンドウIDで、 pos命令で設定された場所を中心とした座標にコピーを行ないます。その際に、p4で回転角度を実数で指定することができます。
角度の単位は、ラジアン(0から始まって、2πで一周)となります。
(p5,p6)で、コピーされた後のX,Yサイズを指定します。
また、コピー元のX,Yサイズはgmode命令で設定されたデフォルトのコピーサイズが使用されます。
つまり、gmode命令で指定されたサイズよりも大きなサイズを(p5,p6)で指定した場合には、拡大されることになります。
(p5,p6) を省略した場合には、コピー元と同じサイズ、つまり等倍でコピーが行なわれます。

grotate命令は、gmodeで設定されたコピーモードの指定が反映されます。(モード7のピクセルアルファブレンドコピーは適用されません。)
透明色の設定や、半透明の設定はすべて gcopy命令でコピーした場合と同等に機能します。(詳しくはgmode命令のリファレンスを参照)

パレットモード時には半透明処理は実行されません。
また、異なる画面モード(パレットモードとフルカラーモード)間でのコピーはエラーになります。

関連項目

grect回転する矩形で塗りつぶす
gsquare任意の四角形を描画
gmode画面コピーモード設定

サンプル逆引き (3)

demo.hsp
grotate.hsp
grotate.hsp

情報

バージョン3.6
作成日2019/04/09
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.6標準命令
タイプ内蔵命令
グループ画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_graph.hs