MCIにコマンドを送る
mci "strings"
"strings" : MCIコマンド文字列
MCI(Multimedia Control Interface)にコマンド文字列を送ります。MCIに対応したMIDI再生、ムービー再生などを行なうことができます。 MCIコマンドの詳細については、Windows MCIの解説書をお読みください。ここでは簡単な使用法だけを紹介しておきます。 mci "play filename" で、"filename"のファイルを再生します。たとえば、"play aaaa.mid"ならば、"aaaa.mid" というMIDIファイルを演奏します。拡張子がaviなら動画の再生、wavならPCMの再生、その他MCIに登録されているデバイスを再生することができます。 mci "open filename alias abc" で、"filename"のファイルをオープンして、これ以降 "abc"という名前をエイリアスにすることができます。この後で、 mci "play abc" ; デバイスの再生 mci "stop abc" ; デバイスの再生ストップ mci "close abc" ; デバイスのクローズ などの指定をすることができるようになります。 mciに命令を送った場合の結果はシステム変数 statに反映されます。 stat が-1の場合は、mci命令を解釈する時点でエラーが出ていることを示しています。また、mciでステータスを読み出すコマンドを送った場合も、stat に結果が反映されます。 MCIにコマンドは、Windowsプラットフォーム上でのみ動作します。HSP3Dish環境では使用できませんのでご注意ください。
バージョン | 3.6 |
作成日 | 2019/08/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://hsp.tv/ |
備考 | ver3.6標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | マルチメディア制御命令 |
対応環境 |
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移植のヒント | HSPLet時は、以下の命令のみサポートされます。
open file alias name play name seek name to position status name position stop name close name WAV/AIFF/AU/MIDI/MP3 をサポートしています。 MP3の再生には付属の jl1.0.jar が必要です。 |
hs ファイル | hsphelp\i_mmedia.hs |