エラー発生時にジャンプ
onerror goto/gosub *label
*label : ラベル名
スクリプトが原因で HSP内部でエラーが発生した時に、自動的にジャンプする場所を指定します。 onerrorの後に続けて、gotoまたはgosubキーワードを指定してからラベルを記述します。gotoの場合には、単純なプログラムジャンプ。 gosubの場合はサブルーチンジャンプを行ないます。 goto/gosubキーワードを省略した場合には、gotoキーワードと同等の動作になります。 通常は、エラー発生時にシステムのエラーメッセージダイアログが表示されますが、そのかわりに指定したラベルにジャンプするように設定されます。ジャンプ後は、以下のシステム変数に情報が代入されます。 wparam : エラー番号 lparam : エラー発生行番号 iparam : 0(なし) onerror命令によりエラー後の処理を指定した場合であっても、 必要な処理が終わったら、そのままアプリケーションの実行は再開せずに、 なるべくend命令で終了させてください。 onerror命令は、エラーから回復させるものではありません。 エラー発生の原因によっては、 HSPのシステム自体が不安定になったり障害が発生することも有り得ます。 onerror命令を使う場面としては、実行ファイル作成時にエラーが発生した場合にアプリケーション側で独自のエラー表示を行ないたい場合や、特定のエラーが発生する場合にだけデバッグのための表示を行なうなどが考えられます。 終了時ジャンプの一時的なON/OFFをすることも可能です。 onerror 0 で一時的に割り込みを停止します。 onerror 1 で一時停止した割り込みを再開させることができます。
バージョン | 3.6 |
作成日 | 2013/12/09 |
著作者 | onitama |
URL | http://hsp.tv/ |
備考 | ver3.6標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | プログラム制御命令 |
対応環境 |
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hs ファイル | hsphelp\i_prog.hs |