smart_ShellExecuteExAdminW

指定プロセスを管理者権限つきで起動する

smart_ShellExecuteExAdminW wstr1, wstr2

wstr1	: 実行ファイル名(文字列, 整数値)
wstr2	: コマンドライン(文字列, 整数値)

(プラグイン / モジュール : hspsmart.dll)

解説

指定プロセスを管理者権限つきで起動します。
文字エンコードはUnicodeですが、自動でShift_JISからUTF-16に変換されるため、cnvstowなどで変換する必要はないです。

通常は、実行ファイル名、コマンドラインに文字列を指定します。
以下は特殊な使い方について説明してあります。

実行ファイル名を整数値の0にした場合は、自分自身が指定されます。(自分自身の起動)
実行ファイル名が "test.exe"の場合、
smart_ShellExecuteExAdminW 0, "-help"
と
smart_ShellExecuteExAdminW "test.exe", "-help"
は同じ意味になります。

実行ファイル名、コマンドライン共に整数値の0にした場合は、自分自身が起動され、自分自身のコマンドラインが指定されます。
smart_ShellExecuteExAdminW 0, 0

コマンドラインが必要ない場合は、"" と空文字にしてください。
smart_ShellExecuteExAdminW 0, ""

smart_ShellExecuteExAdminW 0, 0
と記述した場合は
smart_AdminSelfRunW
と同じ動作になります。

正常に実行された場合はstatに 0 が代入されます。
0  = 正常終了
-1 = コマンドラインのエラー
-2 = 実行エラー

サンプル

// メモ帳を開いてみる(ファイルを用意する必要あり)
smart_ShellExecuteExAdminW "notepad", "\"C:\\日本語テスト.txt\""

関連項目

smart_IsCurrentUserLocalAdministrator管理者権限を持っているか調べます(hspsmart.dll)
smart_AdminSelfRunW自分自身を管理者権限付きで起動する(hspsmart.dll)
smart_Init初期化します(hspsmart.dll)

サンプル逆引き (2)

03_Sample_SelfAdminRun.hsp
04_Sample_NotepadAdminRun.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspsmart.dll
バージョン1.11(CrystalDiskInfo 8.2.3)
作成日2019/08/12
著作者Copyright (C) 2008-2019 hiyohiyo (CrystalDiskInfo作者様)
Copyright (C) 2013-2019 イノビア (hspsmart.dll 作成)
URLhttps://hsp.moe/
https://crystalmark.info/
備考本プラグインはCrystalDiskInfoのソースコードを使用しております。
グループhspsmart.dll
対応環境
  • Windows 版 HSP
移植のヒント64bit版を使用する場合は、
#runtime "hsp3_64"
#include "hspsmart64.as"
を先頭に記述してください。
hs ファイルhsphelp\hspsmart.hs