Win32 API 日本語リファレンス
ホームGraphics.Direct2D › ID2D1Multithread

ID2D1Multithread

COM
IID31e6e7bc-e0ff-4d46-8c64-a0a8c41c15d3継承元IUnknown自前メソッド開始 vtbl3

公式ドキュメント

複数のスレッドを使用するアプリで、Direct2D がリソースへの排他的アクセスを制御するために使用する、Direct2D ファクトリ由来のロック機構です。

解説(Remarks)

ID2D1Multithread オブジェクトは、ID2D1Factory オブジェクトに対してクエリを実行することで取得できます。

Direct3D/DXGI サーフェスに対して何らかの操作を行う際には、このロックを使用してください。Direct2D は、クリティカルセクションから抜けるまで、あらゆる呼び出しを待機します。

メモ 通常のレンダリングは、内部の Direct2D ロックによって自動的に保護されます。

メソッド 3

vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。

vtbl 3 BOOL GetMultithreadProtected()

Direct2D ファクトリが D2D1_FACTORY_TYPE_MULTI_THREADED フラグを指定して作成されたかどうかを返します。

戻り値

Direct2D ファクトリがマルチスレッドとして作成された場合は true を、シングルスレッドとして作成された場合は false を返します。

vtbl 4 void Enter()

Direct2D API のクリティカルセクションが存在する場合、それに入ります。

vtbl 5 void Leave()

Direct2D API のクリティカルセクションが存在する場合、それから抜けます。

出典・ライセンス: 上記「公式ドキュメント」の内容は Microsoft の Win32 API ドキュメント(MicrosoftDocs/sdk-api)を日本語に翻訳・改変したものです。© Microsoft Corporation. CC BY 4.0 で提供。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)

HSP用 COM定義

#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"

#define global IID_ID2D1Multithread "{31E6E7BC-E0FF-4D46-8C64-A0A8C41C15D3}"
#usecom global ID2D1Multithread IID_ID2D1Multithread "{}"
#comfunc global ID2D1Multithread_GetMultithreadProtected  3
#comfunc global ID2D1Multithread_Enter                    4
#comfunc global ID2D1Multithread_Leave                    5
; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。
; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。