IATSCLocator
COMIDispatch (デュアル)comobj 経由でメソッド名による遅延バインド呼び出しができます(vtableインデックス不要)。公式ドキュメント
IATSCLocator インターフェースは ATSCLocator オブジェクトに実装されており、network provider が ATSC 伝送の物理チャンネルおよび transport stream ID を判別するためのメソッドを提供します。
解説(Remarks)
このインターフェースのインターフェース識別子 (IID) を宣言するには、__uuidof 演算子を使用します。__uuidof(IATSCLocator)
メソッド 4
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。IDispatch 実装のため HSP ではメソッド名でも呼べます(上記)。低レベルの index 呼び出し用に vtbl も掲載。0〜2 は IUnknown。
get_PhysicalChannel メソッドは物理チャンネルを取得します。
| PhysicalChannel | INT* | out | 物理チャンネルを受け取ります。 |
戻り値
成功した場合は S_OK を返します。メソッドが失敗した場合は、標準の COM IErrorInfo インターフェースを使用してエラー情報を取得できます。
解説(Remarks)
これは必須のプロパティです。これがないと、チューナーは ATSC 伝送ソースを特定できません。
put_PhysicalChannel メソッドは物理チャンネルを設定します。
| PhysicalChannel | INT | in | 物理チャンネル。 |
戻り値
成功した場合は S_OK を返します。メソッドが失敗した場合は、標準の COM IErrorInfo インターフェースを使用してエラー情報を取得できます。
解説(Remarks)
これは必須のプロパティです。これがないと、チューナーは ATSC 伝送ソースを特定できません。
get_TSID メソッドは transport stream ID を取得します。
| TSID | INT* | out | transport stream ID を受け取ります。 |
戻り値
成功した場合は S_OK を返します。メソッドが失敗した場合は、標準の COM IErrorInfo インターフェースを使用してエラー情報を取得できます。
解説(Remarks)
このプロパティはチューニングには必須ではありません。信号が取得されると、BDA Transport Information Filter (TIF) によって設定されます。このプロパティはアプリケーションでは使用されませんが、1 つ以上の受信フィルターで使用される場合があります。たとえば、TIF はこれを使用して、transport stream が最初にチューニングされた内容から変化したかどうかを判別し、要求されたプログラムの再取得を引き起こすイベントを生成することがあります。
put_TSID メソッドは transport stream ID を設定します。
| TSID | INT | in | transport stream ID。 |
戻り値
成功した場合は S_OK を返します。メソッドが失敗した場合は、標準の COM IErrorInfo インターフェースを使用してエラー情報を取得できます。
解説(Remarks)
このプロパティは省略可能です。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IATSCLocator "{BF8D986F-8C2B-4131-94D7-4D3D9FCC21EF}" #usecom global IATSCLocator IID_IATSCLocator "{8872FF1B-98FA-4D7A-8D93-C9F1055F85BB}" #comfunc global IATSCLocator_get_PhysicalChannel 22 var #comfunc global IATSCLocator_put_PhysicalChannel 23 int #comfunc global IATSCLocator_get_TSID 24 var #comfunc global IATSCLocator_put_TSID 25 int ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※#usecom 末尾は CoCreateInstance 用のクラスID(コクラスCLSID, SDKから自動取得)。 ; ※出力/バッファ引数は var(変数直渡し)。varptr 方式にも切替可。 ; ※IDispatch 実装。HSP では comobj 経由でメソッド名による呼び出しも可能(vtbl 不要)。#define global IID_IATSCLocator "{BF8D986F-8C2B-4131-94D7-4D3D9FCC21EF}" #usecom global IATSCLocator IID_IATSCLocator "{8872FF1B-98FA-4D7A-8D93-C9F1055F85BB}" #comfunc global IATSCLocator_get_PhysicalChannel 22 sptr #comfunc global IATSCLocator_put_PhysicalChannel 23 int #comfunc global IATSCLocator_get_TSID 24 sptr #comfunc global IATSCLocator_put_TSID 25 int ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※#usecom 末尾は CoCreateInstance 用のクラスID(コクラスCLSID, SDKから自動取得)。 ; ※出力/バッファ引数はポインタ方式(token=sptr / 呼び出しは varptr(変数))。 ; ※IDispatch 実装。HSP では comobj 経由でメソッド名による呼び出しも可能(vtbl 不要)。