IMediaBuffer
COM公式ドキュメント
IMediaBuffer インターフェイスは、データバッファーを操作するためのメソッドを提供します。IMediaObject::ProcessInput メソッドおよび ProcessOutput メソッドに渡されるバッファーは、このインターフェイスを実装している必要があります。
メソッド 3
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。
SetLength メソッドは、現在バッファーに格納されているデータの長さを指定します。
| cbLength | DWORD | in | データのサイズ (バイト単位)。この値はバッファーの最大サイズを超えてはなりません。最大サイズを取得するには、IMediaBuffer::GetMaxLength メソッドを呼び出します。 |
戻り値
成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は、エラーの原因を示す HRESULT 値を返します。
解説(Remarks)
このメソッドは、バッファーに割り当てられたサイズではなく、現在バッファーに格納されている有効なデータのサイズを設定します。
GetMaxLength メソッドは、このバッファーが保持できる最大バイト数を取得します。
| pcbMaxLength | DWORD* | out | バッファーの最大サイズ (バイト単位) を受け取る変数へのポインター。 |
戻り値
成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は、エラーの原因を示す HRESULT 値を返します。
GetBufferAndLength メソッドは、バッファーと、バッファー内の有効なデータのサイズを取得します。
| ppBuffer | BYTE** | outoptional | バッファー配列を受け取るポインターのアドレス。pcbLength が NULL でない場合は、NULL を指定できます。 |
| pcbLength | DWORD* | outoptional | 有効なデータのサイズ (バイト単位) を受け取る変数へのポインター。ppBuffer が NULL でない場合は、NULL を指定できます。 |
戻り値
解説(Remarks)
いずれのパラメーターも NULL を指定でき、その場合は値を受け取りません。少なくとも一方のパラメーターは NULL 以外である必要があります。両方のパラメーターが NULL の場合、メソッドは E_POINTER を返します。
pcbLength パラメーターで返される値は、バッファーに割り当てられたサイズではなく、バッファー内の有効なデータのサイズです。バッファーに割り当てられたサイズを取得するには、IMediaBuffer::GetMaxLength メソッドを呼び出します。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IMediaBuffer "{59EFF8B9-938C-4A26-82F2-95CB84CDC837}" #usecom global IMediaBuffer IID_IMediaBuffer "{}" #comfunc global IMediaBuffer_SetLength 3 int #comfunc global IMediaBuffer_GetMaxLength 4 var #comfunc global IMediaBuffer_GetBufferAndLength 5 var,var ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数は var(変数直渡し)。varptr 方式にも切替可。#define global IID_IMediaBuffer "{59EFF8B9-938C-4A26-82F2-95CB84CDC837}" #usecom global IMediaBuffer IID_IMediaBuffer "{}" #comfunc global IMediaBuffer_SetLength 3 int #comfunc global IMediaBuffer_GetMaxLength 4 sptr #comfunc global IMediaBuffer_GetBufferAndLength 5 sptr,sptr ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数はポインタ方式(token=sptr / 呼び出しは varptr(変数))。