IWMCodecPrivateData
COM公式ドキュメント
出力メディアタイプに付加する必要があるプライベートなコーデックデータを取得します。このコーデックデータは、Windows Media Video コンテンツを正しくデコードするために必要です。
メソッド 2
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。
コーデックデータを含まない出力メディアタイプをコーデックに渡します。これにより、コーデックがプライベートデータを生成できるようになります。
| pmt | DMO_MEDIA_TYPE* | inout | 部分的な出力メディアタイプのアドレスです。 |
戻り値
このメソッドは HRESULT を返します。取り得る値には、次の表に示すものが含まれますが、これらに限定されません。
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| メソッドは成功しました。 |
解説(Remarks)
このメソッドに渡す DMO_MEDIA_TYPE は、付加されるプライベートデータを含まないという点でのみ部分的です。それ以外のすべての点で完全である必要があります。
エンコーダーにプロパティを設定する場合は、プライベートデータを取得する前にその構成を完了する必要があります。プロパティを変更すると、以前に取得したプライベートデータは無効になります。プライベートデータを取得した後にプロパティを変更した場合は、再度取得して出力タイプを再設定してください。
プライベートデータを取得するために IWMCodecPrivateData::GetPrivateData を呼び出す前に、このメソッドを呼び出す必要があります。
IWMCodecPrivateData::SetPartialOutputType メソッドで渡された出力タイプに基づいて、ビデオコンテンツのコーデックデータを取得します。
| pbData | BYTE* | inout | プライベートデータを受け取るバッファーのアドレスです。これを NULL に設定すると、プライベートデータを保持するために必要なサイズが pcbData で返されます。 |
| pcbData | DWORD* | inout | プライベートデータのサイズ(バイト単位)へのポインターです。pbData が NULL の場合、このメソッドはこの値に正しい値を設定します。 |
戻り値
このメソッドは HRESULT を返します。取り得る値には、次の表に示すものが含まれますが、これらに限定されません。
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| メソッドは成功しました。 |
解説(Remarks)
エンコーダーオブジェクトにプロパティを設定する場合は、プライベートデータを取得する前にその構成を完了する必要があります。プロパティを変更すると、以前に取得したプライベートデータは無効になります。プライベートデータを取得した後にプロパティを変更した場合は、再度取得して出力タイプを再設定してください。
このメソッドは、IWMCodecPrivateData::SetPartialOutputType を呼び出して(プライベートデータが付加されていない)出力メディアタイプをコーデックに提供した後に呼び出す必要があります。
プライベートデータを取得した後、VIDEOINFOHEADER のサイズに pcbData を加えたサイズのバッファーを割り当てます。次に、部分的な出力タイプからバッファーの先頭にデータをコピーし、その後にプライベートデータを付加します。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IWMCodecPrivateData "{73F0BE8E-57F7-4F01-AA66-9F57340CFE0E}" #usecom global IWMCodecPrivateData IID_IWMCodecPrivateData "{}" #comfunc global IWMCodecPrivateData_SetPartialOutputType 3 var #comfunc global IWMCodecPrivateData_GetPrivateData 4 var,var ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数は var(変数直渡し)。varptr 方式にも切替可。#define global IID_IWMCodecPrivateData "{73F0BE8E-57F7-4F01-AA66-9F57340CFE0E}" #usecom global IWMCodecPrivateData IID_IWMCodecPrivateData "{}" #comfunc global IWMCodecPrivateData_SetPartialOutputType 3 sptr #comfunc global IWMCodecPrivateData_GetPrivateData 4 sptr,sptr ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数はポインタ方式(token=sptr / 呼び出しは varptr(変数))。