IXpsOMDocumentStructureResource
COM公式ドキュメント
DocumentStructure パートのリソースストリームの XML コンテンツへのアクセスを提供します。
解説(Remarks)
XPS ドキュメントの DocumentStructure パートにはドキュメントのアウトラインが含まれており、これは StoryFragments パートとともに、ドキュメントの固定ページに表示されるすべての要素の読み取り順序を定義します。
XPS ドキュメントの読み取り順序は、ストーリー (story) と呼ばれる意味的なブロックに整理されます。ストーリーは、雑誌における記事が単位であるのと同じように、ドキュメントの論理的な単位です。ストーリーは 1 つ以上の StoryFragments パートで構成されます。StoryFragments パートには、ストーリーの意味的なブロックを定義する XML マークアップが含まれており、これによってドキュメントのコンテンツの構造が記述されます。ストーリーの意味的なブロックの例としては、段落や表があります。
DocumentStructure パートおよび StoryFragments パートの XML マークアップについては、XML Paper Specification で説明されています。
メソッド 3
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。
リソースを含む IXpsOMDocument インターフェイスへのポインターを取得します。(IXpsOMDocumentStructureResource.GetOwner)
| owner | IXpsOMDocument** | out | リソースを含む IXpsOMDocument インターフェイスへのポインター。リソースがドキュメントの一部でない場合は、NULL ポインターが返されます。 |
戻り値
メソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
このリソースに関連付けられたストリームの、新しい読み取り専用のコピーを取得します。(IXpsOMDocumentStructureResource.GetStream)
| stream | IStream** | out | このリソースに関連付けられたストリームの、新しい読み取り専用のコピー。 |
戻り値
メソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。XPS ドキュメント API の戻り値については、XPS Document Errors を参照してください。
このメソッドは Packaging API を呼び出します。Packaging API の戻り値については、Packaging Errors を参照してください。
解説(Remarks)
このメソッドが返す IStream オブジェクトは E_PENDING エラーを返す場合があります。これは、ストリームの長さがまだ確定していないことを示します。この動作は、標準的な IStream オブジェクトの動作とは異なります。
DocumentStructure パートのコンテンツの詳細については、XML Paper Specification を参照してください。
このメソッドは、stream で返されるストリームを作成するために、ストリームの Clone メソッドを呼び出します。そのため、このメソッドのパフォーマンスは、ストリームの Clone メソッドのパフォーマンスに依存します。
このリソースに関連付ける読み取り専用ストリームを設定します。(IXpsOMDocumentStructureResource.SetContent)
| sourceStream | IStream* | in | このリソースに関連付ける読み取り専用ストリーム。 |
| partName | IOpcPartUri* | in | このリソースに割り当てるパート名。 |
戻り値
メソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
呼び出し側のメソッドは、このストリームをシングルスレッドアパートメント (STA) モデルのオブジェクトとして扱い、ストリームインターフェイスのいずれのメソッドにも再入しないようにしてください。
DocumentStructure パートのコンテンツの詳細については、XML Paper Specification を参照してください。
GetStream はこのメソッドで設定されたストリームのクローンを取得するため、指定するストリームには効率的なクローンメソッドが実装されている必要があります。クローンメソッドの効率が悪いストリームは、GetStream のパフォーマンスを低下させます。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IXpsOMDocumentStructureResource "{85FEBC8A-6B63-48A9-AF07-7064E4ECFF30}"
#usecom global IXpsOMDocumentStructureResource IID_IXpsOMDocumentStructureResource "{}"
#comfunc global IXpsOMDocumentStructureResource_GetOwner 5 sptr
#comfunc global IXpsOMDocumentStructureResource_GetStream 6 sptr
#comfunc global IXpsOMDocumentStructureResource_SetContent 7 sptr,sptr
; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。
; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。
; ※ハンドル/void*等の不透明ポインタは IronHSP では intptr 指定が可能。