IErrorInfo
COM公式ドキュメント
詳細な文脈依存のエラー情報を提供します。
メソッド 5
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。
エラーを定義したインターフェイスのグローバル一意識別子 (GUID) を返します。
| pGUID | GUID* | out | GUID へのポインター。エラーがオペレーティングシステムによって定義された場合は GUID_NULL。 |
戻り値
このメソッドが成功した場合、S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
IErrorInfo::GetGUID は、エラーを定義したインターフェイスの GUID を返します。エラーがシステムによって定義された場合、IErrorInfo::GetGUID は GUID_NULL を返します。
この GUID は必ずしもエラーの発生源を表すものではありません。発生源は、エラーを発生させたクラスまたはアプリケーションです。この GUID を使用することで、アプリケーションはインターフェイスを実装するクラスに依存せず、そのインターフェイスにおけるエラーを処理できます。
エラーを発生させたクラスまたはアプリケーションの、言語依存のプログラム識別子 (ProgID) を返します。
| pBstrSource | LPWSTR* | out | progname.objectname の形式の ProgID。 |
戻り値
このメソッドが成功した場合、S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
エラーの発生源であるクラスまたはアプリケーションを特定するには、IErrorInfo::GetSource を使用します。返される ProgID の言語は、呼び出し時にメソッドへ渡されたロケール ID (LCID) に依存します。
エラーのテキストによる説明を返します。
| pBstrDescription | LPWSTR* | out | エラーの簡潔な説明。 |
戻り値
このメソッドが成功した場合、S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
テキストは、エラーが発生したメソッドに対して IDispatch::Invoke へ渡されたロケール識別子 (LCID) で指定された言語で返されます。
エラーを説明するヘルプファイルのパスを返します。
| pBstrHelpFile | LPWSTR* | out | ヘルプファイルの完全修飾パス。 |
戻り値
このメソッドが成功した場合、S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
このメソッドは、現在のエラーを説明するヘルプファイルの完全修飾パスを返します。ヘルプファイル内でエラーに対応するヘルプコンテキスト ID を検索するには、IErrorInfo::GetHelpContext を使用してください。
エラーのヘルプコンテキスト識別子 (ID) を返します。
| pdwHelpContext | DWORD* | out | エラーのヘルプコンテキスト ID。 |
戻り値
このメソッドが成功した場合、S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
このメソッドは、エラーのヘルプコンテキスト ID を返します。それが適用されるヘルプファイルを特定するには、IErrorInfo::GetHelpFile を使用してください。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IErrorInfo "{1CF2B120-547D-101B-8E65-08002B2BD119}" #usecom global IErrorInfo IID_IErrorInfo "{}" #comfunc global IErrorInfo_GetGUID 3 var #comfunc global IErrorInfo_GetSource 4 var #comfunc global IErrorInfo_GetDescription 5 var #comfunc global IErrorInfo_GetHelpFile 6 var #comfunc global IErrorInfo_GetHelpContext 7 var ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数は var(変数直渡し)。varptr 方式にも切替可。#define global IID_IErrorInfo "{1CF2B120-547D-101B-8E65-08002B2BD119}" #usecom global IErrorInfo IID_IErrorInfo "{}" #comfunc global IErrorInfo_GetGUID 3 sptr #comfunc global IErrorInfo_GetSource 4 sptr #comfunc global IErrorInfo_GetDescription 5 sptr #comfunc global IErrorInfo_GetHelpFile 6 sptr #comfunc global IErrorInfo_GetHelpContext 7 sptr ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数はポインタ方式(token=sptr / 呼び出しは varptr(変数))。