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IRawElementProviderFragmentRoot

COM
IID620ce2a5-ab8f-40a9-86cb-de3c75599b58継承元IUnknown自前メソッド開始 vtbl3

公式ドキュメント

フラグメント内のルート要素上のメソッドとプロパティを公開します。

解説(Remarks)

このインターフェイスは、フレームワーク内のルート要素(例えばウィンドウ内のリストボックス)によって実装されます。 同じフラグメント内の他の要素(リスト項目など)は、IRawElementProviderFragment インターフェイスを実装します。

メソッド 2

vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。

vtbl 3 HRESULT ElementProviderFromPoint(DOUBLE x, DOUBLE y, IRawElementProviderFragment** pRetVal)

このフラグメント内で指定した座標にある要素のプロバイダーを取得します。

xDOUBLEin水平方向のスクリーン座標。
yDOUBLEin垂直方向のスクリーン座標。
pRetValIRawElementProviderFragment**out(x, y) にある要素のプロバイダーへのポインターを受け取ります。該当する要素が存在しない場合は NULL を受け取ります。このパラメーターは初期化されていない状態で渡されます。

戻り値

Type: HRESULT

このメソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。

解説(Remarks)

返されるプロバイダーは、指定した座標でマウス入力を受け取る要素に対応している必要があります。

座標がこの要素上にあるものの、いずれの子要素上にもない場合は、NULL またはフラグメントルートのプロバイダーが返されます。座標が、このフラグメントによってホストされている別のフレームワーク内の要素上にある場合、このメソッドは(IRawElementProviderFragment::GetEmbeddedFragmentRoots によって示されるとおり)そのフラグメントをホストする要素を返します。

次の例は、ハンドルが m_controlHwnd である HWND にホストされたリストボックスの実装を示しています。 IndexFromY はカーソル位置にあるリスト項目のインデックスを取得し、 GetItemByIndex はその項目の UI Automation プロバイダーを取得します。

HRESULT STDMETHODCALLTYPE ListProvider::ElementProviderFromPoint(double x, double y, IRawElementProviderFragment** pRetVal)
{
    if (pRetVal == NULL) 
    {
        return E_INVALIDARG;
    }
    POINT pt;
    pt.x = (LONG)x;
    pt.y = (LONG)y;
    ScreenToClient(m_controlHwnd, &pt);
    int itemIndex = this->m_pControl->IndexFromY(m_controlHwnd, pt.y);
    ListItemProvider* pItem = GetItemByIndex(itemIndex);  
    if (pItem != NULL)
    {
        *pRetVal = (IRawElementProviderFragment*)pItem;
        pItem->AddRef();
    }
    else 
    {
        pRetVal = (IRawElementProviderFragment*)this;
        pItem->AddRef();
    }

    return S_OK;
}            
vtbl 4 HRESULT GetFocus(IRawElementProviderFragment** pRetVal)

このフラグメント内で入力フォーカスを持つ要素を取得します。

pRetValIRawElementProviderFragment**outこのフラグメント内で入力フォーカスを持つ要素の IRawElementProviderFragment インターフェイスへのポインターを受け取ります(存在する場合)。存在しない場合は NULL を受け取ります。 このパラメーターは初期化されていない状態で渡されます。

戻り値

Type: HRESULT

このメソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。

出典・ライセンス: 上記「公式ドキュメント」の内容は Microsoft の Win32 API ドキュメント(MicrosoftDocs/sdk-api)を日本語に翻訳・改変したものです。© Microsoft Corporation. CC BY 4.0 で提供。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)

HSP用 COM定義

#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"

#define global IID_IRawElementProviderFragmentRoot "{620CE2A5-AB8F-40A9-86CB-DE3C75599B58}"
#usecom global IRawElementProviderFragmentRoot IID_IRawElementProviderFragmentRoot "{}"
#comfunc global IRawElementProviderFragmentRoot_ElementProviderFromPoint  3 double,double,sptr
#comfunc global IRawElementProviderFragmentRoot_GetFocus                  4 sptr
; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。
; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。
; ※ハンドル/void*等の不透明ポインタは IronHSP では intptr 指定が可能。