IShellExtInit
COM公式ドキュメント
プロパティシート、ショートカットメニュー、ドラッグアンドドロップハンドラー(既定以外のドラッグアンドドロップ操作中にショートカットメニューへ項目を追加する拡張機能)向けに、シェル拡張機能を初期化するメソッドを公開します。
解説(Remarks)
IContextMenu または IShellPropSheetExt インターフェイスに基づくハンドラーを記述する場合は、IShellExtInit を実装してください。
他のインターフェイスに基づくシェル拡張機能では、この初期化方法は使用されないことに注意してください。
このインターフェイスを直接使用することはありません。シェルがハンドラーを初期化するために呼び出します。
メソッド 1
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。
プロパティシート拡張機能、ショートカットメニュー拡張機能、またはドラッグアンドドロップハンドラーを初期化します。
| pidlFolder | ITEMIDLIST* | inoptional | フォルダーを一意に識別する ITEMIDLIST 構造体へのポインター。プロパティシート拡張機能の場合、このパラメーターは NULL です。ショートカットメニュー拡張機能の場合は、ショートカットメニューが表示される項目を含むフォルダーのアイテム識別子リストです。既定以外のドラッグアンドドロップメニュー拡張機能の場合、このパラメーターは対象フォルダーを指定します。 |
| pdtobj | IDataObject* | inoptional | 操作対象のオブジェクトを取得するために使用できる IDataObject インターフェイスオブジェクトへのポインター。 |
| hkeyProgID | HKEY | inoptional | ファイルオブジェクトまたはフォルダー型のレジストリキー。 |
戻り値
型: HRESULT
このメソッドが成功した場合は S_OK を返します。それ以外の場合は HRESULT エラーコードを返します。
解説(Remarks)
一部のパラメーターの意味は拡張機能の種類によって異なります。ドラッグアンドドロップハンドラーの場合、pidlFolder パラメーターは宛先フォルダー(ドロップ先)を指定し、pdtobj パラメーターはドロップされる項目を識別し、hkeyProgID パラメーターは宛先フォルダーのファイル型を指定します。
ショートカットメニュー拡張機能の場合、pdtobj は選択されたファイルオブジェクトを識別し、hkeyProgID はフォーカスのあるオブジェクトのファイル型を識別します。pidlFolder は NULL(ファイルオブジェクトの場合)であるか、ショートカットメニューが要求されているフォルダー(フォルダー背景のショートカットメニューの場合)を指定します。
プロパティシート拡張機能の場合、pidlFolder は NULL で、pdtobj は選択されたファイルオブジェクトを識別し、hkeyProgID はフォーカスのあるファイルオブジェクトのファイル型を指定します。
実装者向けの注意事項
これは、プロパティシート拡張機能、ショートカットメニュー拡張機能、またはドラッグアンドドロップハンドラーのインスタンスを作成した後にシェルが最初に呼び出すメソッドです。Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IShellExtInit "{000214E8-0000-0000-C000-000000000046}" #usecom global IShellExtInit IID_IShellExtInit "{}" #comfunc global IShellExtInit_Initialize 3 var,sptr,sptr ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数は var(変数直渡し)。varptr 方式にも切替可。 ; ※ハンドル/void*等の不透明ポインタは IronHSP では intptr 指定が可能。#define global IID_IShellExtInit "{000214E8-0000-0000-C000-000000000046}" #usecom global IShellExtInit IID_IShellExtInit "{}" #comfunc global IShellExtInit_Initialize 3 sptr,sptr,sptr ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数はポインタ方式(token=sptr / 呼び出しは varptr(変数))。 ; ※ハンドル/void*等の不透明ポインタは IronHSP では intptr 指定が可能。