InkRecognizerGuide
構造体サイズ=各フィールドのバイト数(x64/x86 で異なる場合は x64/x86 と併記)。x64/x86 列=フィールドのバイトオフセット(HSPで dupptr / lpoke / wpoke 等に使用)。
フィールド
(フィールドなし)
公式ドキュメント
認識エンジンがインクを描画できる領域として使用する範囲を表します。この領域は認識ガイドと呼ばれます。
InkRecognizerGuide には次の種類のメンバーがあります。
Interfaces
InkRecognizerGuide クラスは次のインターフェイスを定義します。
| インターフェイス | 説明 |
|---|---|
| IInkRecognizerGuide | このオブジェクトは IInkRecognizerGuide COM インターフェイスを実装します。 |
Properties
InkRecognizerGuide クラスには次のプロパティがあります。
| プロパティ | アクセス種別 | 説明 |
|---|---|---|
| Columns |
読み取り/書き込み |
ガイド ボックスの列数を取得または設定します。 |
| DrawnBox |
読み取り/書き込み |
タブレットの画面上に実際に描画され、その中で書き込みが行われるボックスを取得または設定します。 |
| GuideData |
読み取り/書き込み |
C++ 開発者向けのガイド データを取得または設定します。 |
| Midline |
読み取り/書き込み |
ミッドラインの高さを取得または設定します。ミッドラインの高さは、描画されたボックスのベースラインからミッドラインまでの距離です。 |
| Rows |
読み取り/書き込み |
ガイド ボックスの行数を取得または設定します。 |
| WritingBox |
読み取り/書き込み |
実際に書き込みを行うことができる、ガイド ボックス内の不可視の書き込み領域を取得または設定します。 |
解説(Remarks)
このオブジェクトは、CoCreateInstance メソッドを呼び出すことでインスタンス化できます。
既定では、認識ガイドはありません。既定のガイドはすべてのプロパティ値が 0 に設定されています。ガイドを設定するには、このオブジェクトのプロパティを使用する必要があります。
ユーザーが書き込むことを想定した位置にアプリケーションがガイドラインを画面上に描画している場合、アプリケーションは認識エンジンに通知するために認識ガイドのプロパティ値を設定する必要があります。これらのプロパティは認識エンジンが使用するためだけのものです。これらを設定しても、それ自体で画面に視覚的な手がかりが描画されるわけではありません。視覚的な手がかりは、アプリケーションまたはコントロールが描画します。
認識ガイドは行と列で構成でき、これにより認識エンジンは認識を行うためのより適切なコンテキストを得られます。"t" や "I" のような文字は、ガイドを使用してインクにコンテキストを与えることで、より容易に認識されます。たとえば、書き込みを行うべき位置を示す水平線を画面に描画できます (この種類のガイドは行のみで構成され、列は含まれません)。任意の位置ではなく線の上に書き込むことで、認識精度が向上します。
ガイドは、インクの境界をインク空間座標で指定します。
DrawnBox プロパティでは、WritingBox プロパティで定義されるボックスと同じサイズか、それより小さいボックスを定義できます。
次の図は、2 行で列を持たない認識ガイドの要素を示しています。

ユーザーが書き込む位置を示す線を画面に描画するほかに、文字や単語を書き込むセルを画面に描画することもできます。これはボックス入力と呼ばれ、一部のアジア言語で役立ちます。認識エンジンがボックス入力に対応しているかどうかを判断するには、IInkRecognizer オブジェクトの Capabilities プロパティを呼び出します。
次の図は、4 つの列を持つ認識ガイドを示しています。

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