break

ループから抜ける

break

解説

repeatloop間のループから、強制的に抜け出します。

repeat 5
if cnt=2 : break
mes "繰り返し["+cnt+"]"
loop

上の例では、システム変数が2になった時点、つまり3回目のループになると、
if命令の判断によって、break命令が実行されるしくみになっています。
break命令が実行されると、繰り返しの回数がまだ残っていても、強制的に繰り返し
から抜け出し、loop命令の次にある命令から実行を続けます。
break命令以降(上の例では、mes命令)は実行されません。
この命令を使うと、たとえば次のようなスクリプトが作成可能です。

repeat
getkey a,1
if a>0 : break
await 10
loop

上のスクリプトでは、マウスの左ボタンを押すまで待つループになります。
repeat命令の回数指定を省略すると無限ループになるので、それを利用して
ボタンの状態が1になるまでは、ずっと同じところを繰り返すようになって
います。ボタンが押されると、break命令が実行され繰り返しから抜け出します。

関連項目

repeatループの始まりの場所を示す
loopループの始まりに戻る
continueループをやり直す

サンプル逆引き (16)

APLKEY3.AS
CLIENT2.as
demo.as
dxf_viewer.as
module_test2.as
module_test3.as
module_test4.as
SERVER2.as
test1.as
test2.as
test3.as
TEST5.AS
test_libload4.as
tex_paint.as
viewer.as
viewer_x.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループプログラム制御命令
hs ファイルhsphelp\i_prog.HS