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ginfo p1

p1=0~(0) : 情報タイプ設定

解説

マウスやウインドゥについての特殊な情報を取得して、システム変数prmx,prmyに代入します。
情報のタイプはp1で指定します。省略した場合は0になります。
情報タイプとそれに対応した内容は以下の通りです。

タイプ0 : スクリーン上のマウスカーソル座標

prmx,prmyには、スクリーン座標系でマウスカーソル位置が代入され
ます。スクリーン座標系は、pos命令などで使用するウインドゥ内の
座標ではなく、デスクトップ画面全体から見た座標になります。

タイプ1 : アクティプなウインドゥIDと、操作先ウインドゥID

prmxには、現在アクティブになっているウインドゥIDが代入されます。
もし、アクティブになっているウインドゥがHSP以外の場合は-1が
代入されます。
prmyには、gsel命令で指定した画面の操作先ウインドゥIDが代入
されます。

タイプ2 : ウインドゥの左上座標

prmx,prmyには、スクリーン座標系で現在のウインドゥの左上座標が
代入されます。スクリーン座標系は、pos命令などで使用するウイン
ドゥ内の座標ではなく、デスクトップ画面全体から見た座標になり
ます。

タイプ3 : ウインドゥの右下座標

prmx,prmyには、スクリーン座標系で現在のウインドゥの右下座標が
代入されます。スクリーン座標系は、pos命令などで使用するウイン
ドゥ内の座標ではなく、デスクトップ画面全体から見た座標になり
ます。

タイプ4 : ウインドゥのスクロール座標

prmx,prmyには、現在の操作先ウインドゥのスクロール座標が代入され
ます。これは、スクロールバーがついているウインドゥにおいて、
どれだけスクロールされているかを示す値です。
スクロールさせていない通常の状態では、prmx,prmyは(0,0)になります。
スクロールバーによって、画面の内容をずらすとprmxは、右に何ドット
ずれているか、prmyは下に何ドットずれているかを示します。

タイプ5 : ウインドゥ全体のサイズ

prmx,prmyには、現在の操作先ウインドゥの横幅、縦幅が代入されます。
これは、ウインドゥの枠やタイトルバーなども含めたサイズになります。

タイプ6 : 画面の初期化サイズ

prmx,prmyには、現在の操作先ウインドゥの初期化サイズが代入されます。
最初にscreenbgscrbuffer命令で初期化された画面サイズになります。
(現在のウインドゥ内の描画エリアサイズはシステム変数winx,winyで取得できます)

タイプ7 : メッセージの出力サイズ

prmx,prmyには、最後にmesprint命令により出力されたメッセージのサイズ
が代入されます。
サイズは、X,Y座標にどれだけのドット数で描画されたかを示します。
画面上の絶対座標ではないので注意してください。また、複数行ある文字列を
出力した場合は、最後の行にあたるサイズが取得されます。

サンプル逆引き (3)

mesinfo.as
module_test3.as
test_libload4.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループ基本入出力制御命令
hs ファイルhsphelp\i_stdio.HS