ll_bin

16進文字列をバイナリに変換

ll_bin v1,"s2"

v1 : バイナリに変換したものを代入する変数
s2 : バイナリに変換する文字列

解説

"01CDBF"などの16進文字列をバイナリに変換して、変数v1に代入します。
文字列の中に含まれるタブ、改行、スペースは無視されます
(正確にはASCIIコード0x20以下の文字)。
0~9、A~F、a~f以外の文字が現れた場合、変換はそこでストップされます。
変数v1に代入されたバイト数はll_retで取得できます。ll_retsetを使用している場合は
ll_retsetでセットした変数に代入されます。
文字列全てが変換された場合はstatに0、途中でストップされた場合は
statに1が代入されます。
v1のサイズが足りない場合も変換が途中でストップされ、statに2が代入されます。

サンプル

	sdim s, 256
	alloc m, 256
	s = {"
8B 44 24 04                ;mov eax,[esp+4]
C1 E0 04                   ;shl eax,4
C3                         ;ret
"}
	ll_retset ret
	ll_bin m, s
	if stat : dialog "エラー"+stat : end
	mes "変換されたバイト数 "+ret
	ll_getptr m
	prm = 1
	ll_callfunc prm, 1, ret
	mes "ret="+ret
	stop

関連項目

ll_ret呼び出した関数の返り値を取得
ll_retset関数の返り値を入れる変数を指定
ll_strメモリの内容を16進文字列に変換

サンプル逆引き (1)

test_libload5.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者tom
URLhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~diamond/hsp/hsp2file.htm
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループOSシステム制御命令
hs ファイルhsphelp\loadlib.hs