sndload

サウンドファイル読み込み

sndload "filename",p1,p2

p1=0~255(0) : 読み込むバッファの番号
p2=0~2(0)   : 読み込みモード

解説

サウンドデータのファイルを読み込みます。
読み込むことができる形式は以下の通りです。

WAV形式  : 拡張子 WAV : Windows標準のPCM音声データ。
AVI形式  : 拡張子 AVI : Windows標準の動画データ
MID形式  : 拡張子 MID : 標準MIDIファイルデータ。
MP3形式  : 拡張子 MP3 : MP3形式音声データ
ASF形式  : 拡張子 ASF,WMV,WMA : Windows Media形式音声データ
MPEG形式 : 拡張子 MPG : MPEG形式動画データ
オーディオCD : ファイル名 "CD:トラック番号" :
     (CDの音声トラック部分が対象になります)

たとえば、オーディオCDのトラック3を指定する場合は、

sndload "CD:3",1

のようにします。
p1は、メモリにストックしておく場合のバッファ番号で
たくさんのサウンドを取り扱うには、別々のバッファ
に読み込みをしておかなければなりません。
p2は読み込みモードを設定します。
読み込みモードで指定する値は以下の通りです。

モード0   : 指定したファイルは通常の再生を行う
モード1   : 指定したファイルは無限ループで再生を行う
モード2   : 指定したファイルは再生終了まで待つ
モード3   : (CDのみ)指定されたトラック以降を再生する
モード+16 : (AVIのみ)対象ウインドゥ全体で再生

モード2を指定すると、指定したファイルが再生された場合、
HSPはその再生が終了するまで次の命令を実行しなくなります。
sndload命令はデータの情報をメモリ上にストックしておくだけ
で、すぐに演奏が始まるわけではありません。

モード+16は、AVI(動画)ファイルでのみ使用できるモードです。
モード0~2に16を足した値を指定することで、表示対象になっている
ウインドゥのサイズいっぱいに動画が再生されます。
動画ファイルの判断は拡張子によって行なっています。

MP3形式、およびASF形式はOSがサポートしている場合にのみ再生が可能です。
初期のWindows95、Windows98ではWindows Media Player 5.2以降がインストールされている必要があります。

実際の再生は、snd命令によって行ないます。

関連項目

sndサウンド再生
sndoffサウンド停止

サンプル逆引き (2)

aviplay.as
demo.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループマルチメディア制御命令
hs ファイルhsphelp\i_mmedia.HS