trackbox

トラックボックスの作成

trackbox n1,n2,n3

n1 : 幅
n2 : 高さ
n3 : スタイル

解説

トラックボックスを作成します。
トラックボックスとはつまみを持ったオブジェクトです。
決まった選択範囲の中から数値を得たいときなどに使うのに便利です。

この命令を呼び出した後、statにトラックボックスのIDが代入されます。

trackboxのスタイル(n4)は以下の値を組み合わせて持つことができます。
例えば、
	n4=2|8|$100	;または n4=2+8+$100
	trackbox 200,70,n4
なら垂直で両側に目盛りが付き、ツールチップを持つスタイルになります。

n4の値
0       水平
1       自動で目盛りを付ける
2       垂直
4       '水平'のとき  目盛りを上側に付ける
        '垂直'のとき  目盛りを左側に付ける
8       目盛りを両側に付ける
$10     目盛りを付けない
$20     つまみの部分に選択領域を付ける
$40     $20 のスタイルのとき、つまみが動いても選択領域を固定したままにする
$80     つまみなし
$100    つまみがクリックされているときツールチップを付ける(このスタイルは
        comctl32.dllのバージョンによっては効果がない場合があります。)


※trackboxはHSP標準命令のclsscreen命令では消去されません。
_clsまたは_clrobjを使用してください。

関連項目

trackposトラックボックスのつまみの位置の設定と取得
trackrngトラックボックスの範囲の設定と取得
trackmrkトラックボックスの目盛りの設定と取得
trackselトラックボックスの選択範囲の設定と取得
sel_trackbox操作するトラックボックスを選択

サンプル逆引き (2)

module_test.as
module_test2.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者tom
URLhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~diamond/hsp/hsp2file.htm
備考llmod.asをインクルードする。必要に応じてlistview.as,progbox.as,trackbox.as,treebox.as,udbtn.asをインクルードする
タイプ拡張命令
グループオブジェクト制御命令
hs ファイルhsphelp\llmod_objects.hs