一定時間待つ
wait p1
p1 : 待ち時間(10ms単位)
プログラムの実行を一定時間だけ中断します。 p1に待ち時間の長さを指定します。単位は10ミリ秒になります。 (1ミリ秒=1/1000秒) CPUの速度に関係なく、どんな機種でも同じ待ち時間になります。 p1に0を指定した場合、または省略をした場合は、前回と同じ 時間だけ待ちます。 await命令を使うとwait命令よりも高精度で細かいウエイトが可能ですが、 wait命令よりもCPUのタスクを消費します。 リアルタイムに画像を書き換えるなどの処理でなければ、wait命令を使用した方がCPU(Windows)の負担が軽くなります。 常にデスクトップに配置するようなアクセサリにはwait命令を、 ゲームアプリケーションなどにはawait命令を使うといった使い分けをするといいでしょう。 HSPでは、他のWindowsタスクに処理時間を渡すために長い時間ループが 起こる可能性がある場所にはwaitかawait命令を入れることを推奨しています。 waitやawait命令がない命令の中を長い時間ループするようなプログラムを実行すると、 ウインドゥをドラッグしにくくなったり、他のタスクに移るのに時間がかかったりします。
await | 一定時間待つ(ACTIVE) |
バージョン | 2.61 |
作成日 | 2004/03/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://www.onionsoft.net/ |
備考 | ver2.61標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | プログラム制御命令 |
hs ファイル | hsphelp\i_prog.HS |