HSP : Hot Soup Processor ver3.0 / onion software 1997-2005(c)

プログラミング・マニュアル

目次
0.
クイックスタート

1.プログラミングガイド
2.スクリプト記述の基本 3.拡張文法 4.HSPの基本動作概念

0.クイックスタート


このマニュアルは、HSPによるプログラミング方法と言語仕様全般を解説したものになっています。 もし初めてプログラミングに挑戦するという人は、最初に「初心者のためのHSP入門」を読むことをお勧めします。
もし、ある程度プログラミングの経験があり、HSPが初めてという方はこのクイックスタートをお読みいただいて実際に使ってみることをお勧めします。 使っている過程でわからないことが出てきたら、このマニュアルで検索をして調べてみてください。


1.プログラミングガイド



2.基本文法



3.拡張文法




COMオブジェクトのプロパティ取得時に、プロパティ名の前にピリオドを つけておくと、プロパティを Variant 型で返します。(メソッド呼び出し時に 返される戻り値についても同様です。)
	    vname = pDoc(".Title")	; vname は Variant 型
	    name = vname("value")	; name は文字列型
上の例は
	    name = pDoc("Title")	; name は文字列型
と書いた場合と同じです。 また、
	    dimtype a, vartype("variant"), 20
などとして明示的にVariant型配列を確保することも出来ます。

Variant型とHSPの配列を相互に変換するための、sarrayconv命令が 追加されています。
sarrayconv  p1, p2, p3, [p4]

	p1    : 結果を格納する変数
	p2    : 変換元の変数
	p3(0) : 変換のモード
	p4(0) : バイナリーデータのサイズ

	p3=0:配列変数p2全体からSafeArrayを作成し、Variant型変数p1に
	      格納します。
	p3=1:Variant型変数p2に格納されているSafeArrayを配列変数p1に
	      格納します。p1の領域は再確保されます。
	p3=2:変数p2からp4バイト分だけのバイナリデータからSafeArray
	      (VT_UI1型)を作成し、p1に格納します。
	p3=3:Variant型変数p2に格納されている1次元SafeArray (VT_UI1型
	      またはVT_I1型)のバイナリデータを変数p1に格納します。
	      変数p1の領域はあらかじめ確保されている必要があります。

4.HSPの基本動作概念




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