HSPとは?
HSPは、お手軽に使うことのできるスクリプト言語システムです。
テキストによるスクリプトを書くだけで、誰にでも簡単にウインドゥズ上で動作する、
画像を使ったゲームプログラム、スクリーンセーバー、ツールや実用ソフトなどのアプリケーションを構築することができます。
HSPには、次のような特長があります。
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簡単に覚えられる強力な命令セットと付属エディタにより初心者でもすぐに使い始めることができます
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作ったプログラムは実行ファイルに変換して自由に再配布が可能、ライセンス料も不要です
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拡張プラグイン・モジュールにより3D表示や通信など数多くの機能を追加可能です
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10年以上に渡る多くのユーザー資産と使用実績があります
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詳細なマニュアルとリファレンスヘルプシステムを装備しています
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純国産のツールとして書籍資料なども豊富です
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マウス操作によりスクリプトを作成する簡易プログラミングシステムを利用できます
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同梱されたHSPLetのJava変換機能によりWEBブラウザ上でも動作させることができます
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インタプリタ動作仕様はオープンソースとして公開されています
HSPはあなたのアイデア次第で色々な場面で使用できます。
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ビジュアルノベルから本格的な3Dシューティングまで様々なジャンルのゲーム作成に
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デスクトップアクセサリ、スクリーンセーバーの作成に
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画面レイアウトの試作、画像データの変換などの即席ツールに
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プログラムランチャー、メニュー、CG集、音楽集などのメディアブラウザに
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その他、本格的なアプリケーションも開発可能です
動作環境
Microsoft Windows 98 / Me
Microsoft Windows 2000、XP ( NT4.0以降を含む )、Vista
( Microsoft Windows 95 上で動作させるためには、InternetExplorer4.0以降がインストールされている必要があります。)
HSP3.1は32bitアプリケーションの動作するほぼすべてのWindowsで動作します。
640×480以上の解像度と、256色以上の表示が可能なディスプレイが必要
になります。必要なメモリ量は表示する画像サイズなどで変化します。
HSPは単体で動作します。それ以外のDLLやランタイムをインストール
する必要はありません。
パッケージ構成
HSP3.1フルセットは、オープンソースとして公開されているOpenHSP技術をベースに、
Windows上で手軽にプログラミングを楽しむことができるよう構成されています。
スクリプトを記述するための「HSPスクリプトエディタ」を始めとして、
視覚的にプログラムの動作を確認することができるツール「Peas」、
WEBブラウザ上でHSPスクリプトを動作させる仕組みを提供する「HSPLet」などを備えた、
初心者から上級者まで、あらゆる場面で幅広く使うことのできる統合的な開発環境となっています。
インストール
HSP3.1フルセットは、インストーラー付きのバージョンと圧縮ファイル版が用意されています。
インストーラーを起動するか、または任意のディレクトリにファイルを解凍する
ことで使用できるようになります。
HSP3.1以前のバージョンが既にインストールされている場合は、以前のものをアンインストール
してから、新しいバージョンをインストールすることを推奨します。
ただし、HSP3.1のインストーラーは、インストール先のフォルダ以外にファイルの追加を行ないませんので、
以前のバージョンと競合することはありません。(過去のバージョンと同時に利用することも可能です。)
Windows 2000やXP等では、HSP3.1のインストールフォルダに書き込み権限が必要になります。
インストーラーのデフォルトディレクトリ(Program Files/HSP31)にインストールを行なった場合なども、
管理者権限を持ったユーザーで実行するようにしてください。
Windows Vistaをお使いの方は、User Account Control (UAC) の機能により、
インストールの際に管理者権限を要求されることがあります。
この時は、管理者権限で処理を続行して頂くようお願い致します。
デモンストレーション
まず、「スタートメニュー」のプログラムグループから「Hot Soup Processor 3.1」→「サンプルデモ」
を起動させてみてください。HSPのサンプルデモが始まります。
(メニュー登録されていない場合は、展開されたディレクトリにある、HSP3DEMO.EXEを起動させてみてください。)
このデモは実際にHSPを使って動作しています。メニューから項目を選択
することで、色々なデモンストレーションを見ることができます。
また、「スタートメニュー」のプログラムグループから「Hot Soup Processor 3.1」→「サンプルスクリプト」
を選択することで。HSPサンプルスクリプトを閲覧するための「サンプルビューアー」が起動します。
「サンプルビューアー」では、マウス操作だけで同梱のサンプルを選択して、
すぐに実行させることができます。
また、スクリプトエディタに指定したサンプルスクリプトを読み込ませることも可能です。
HSP3.0からの変更点
HSP3.1では、上位互換となる形で機能の修正と追加を行なっています。
HSP3.0で動作していたスクリプトは、ほとんどの場合、修正することなくHSP3.1で動作させることができます。
(モジュール機能で使用されている命令に一部変更があります。詳しくは、アップデートガイドを参照してください。)
HSP3.1フルセットでは、HSP3.0から主に以下の要素が追加されています。
- 本体機能の拡充
エラー表示の改善や、プリプロセッサ出力ファイル(hsptmp.i)を標準で生成しない
など、HSP3.0から細かい使い勝手、不具合などに手を入れ修正しています。
また、ラベル型変数の追加や、中間コード(オブジェクトファイル)のサイズ最適化
などの機能も追加されています。
- 手軽に利用できる新機能
新しく追加されたプラグイン・モジュールにより、さらに高度なソフトを作成する
ことができるようになります。以下は、新規に追加された機能の抜粋です。
これ以外にも、多くの改良が行なわれています。
- HSPDAプラグイン
実行中の変数データの一部または全部をファイルとして入出力できる、
vsave、vload命令が追加されています。
いままでスクリプトが終了時にクリアされていたデータを、手軽に
保存しておくことができるようになります。
- HSPCVプラグイン
OpenCV技術を利用した画像処理を可能にする新しいプラグインです。
JPEG、JPEG 2000、PNG、TIFF等の画像ファイル読み込みと保存をサポート
するほか、高度な画像処理(リサイズ、スムージング、画像認識、色抽出や
変換など)を手軽に呼び出すことができます。他にも、ムービー(avi)ファイル
操作やUSBカメラ等のキャプチャデバイス読み込みなど映像に関する多くの
機能を提供しています。
- HGIMG3プラグイン
ビューポートの設定、半球ライティングのサポート、エフェクトモデルの生成、
イベント機能の拡充などにより、さらに高度なビジュアルを生み出すことが
できます。さらに、サウンド機能としてDirect Soundによる波形の多重再生、
パンボリュームコントロール、 OggVorbis形式によるストリーム音楽再生に
対応しています。
また、サウンド機能だけを独立させたHSPOGGプラグインも追加されています。
- Easy3Dプラグイン
3D表示の選択肢として、おちゃっこ氏製作によるEasy3Dプラグインが同梱され
ており、すぐに利用可能です。 Easy3Dプラグインは、3Dゲームを作成する
際に必要となる高度な機能を内蔵しており、モーションの作成や、マップの
表示なども幅広くサポートされています。
- HSPDXプラグイン
HSP2の時代から、2D表示に多く利用されているHSPDXプラグインの後継として、
Sinagawa氏製作による最新のHSPDXFIXが同梱されています。
オリジナルのものと比べて、画面モードの指定や、スプライトの拡大縮小、
回転や半透明表示といった要素がパワーアップされています。
- d3module
標準命令だけで簡易的な3D描画を行なうモジュールとして、S.Programs氏
製作によるd3moduleが同梱されています。
手軽に3Dの計算や描画を行なうための環境として利用することができます。
- HSPLetを標準でサポート
山田 雄己(Yuki)氏製作によるHSPLetを同梱しています。
HSPLetは、HSPの実行をJavaランタイム上で行なうためのシステムで、
これによりWebブラウザでの実行及び、Windows以外のシステムで
HSP3のスクリプトを動作させることが可能になります。
(いくつかの制約と互換性についての注意点があります)
- かんたん入力機能
「かんたん入力」は、利用したい機能の内容を選ぶだけで、
パラメーターやオプションの選択を別ダイアログのユーザーインターフェースによって
行なうことのできる初心者向けのアシスト機能です。
スクリプトエディタから右クリックを押して、「かんたん入力」のメニューを選択することで
手軽に利用することができます。
- Peasエディタによるスクリプト自動生成
新しく付属するPeasエディタは、テンプレート(ひな型)のパーツと、パラメーターやオプションを
決めるだけで、自動的にスクリプトを生成する簡易プログラミング環境を提供します。
ユーザーは、今まで通りにエディタでスクリプトを書くことはもちろん、
マウス操作だけでプログラムを作成することが可能になります。
- 新しいヘルプマネージャー
S.Programs氏製作によるHSP HELP Browser IIを標準で内蔵しています。
ヘルプ項目をhtml形式で表示することにより、閲覧しやすくなるほか、キーワードの
マークアップなど使い勝手が大幅に向上しています。
また、HSPLetを含むプラットフォームごとの互換性表示など、
それぞれの命令についてより多くの情報を確認することができます。
- HSPTVブラウザのリニューアル
最新のHSPTVブラウザでは、サーバーとのデータ同期によるランキング保存や、
各種データの保持を行なうことができます。
ユーザーが、HSPTVブラウザ上での動作を確認することのできる、テスト動作機能も追加され、
HSPTVブラウザ上コンテンツがより楽しめるものへ進化します。
HSP2からの変更点
HSP3は、以前までの仕様とプログラムを大幅に見直し、再構築したHSPの最新バージョンです。
ver2.61までに培われた親しみやすさ、習得のしやすさ、シンプルさといった資産を継承しながら、
より幅広い応用と汎用性を持たせた環境を提供すべく開発されています。
以前のバージョンからの変更点や移行のための手順は、
アップデートガイドを参照してください。
スクリプトエディタ
HSPスクリプトエディタ(HSED3.EXE)は、HSPのスクリプトを手軽に編集、実行
することができる専用のテキストエディタです。
余計な準備をすることなく、直接スクリプトを書いてF5キーを押すだけで実行させることができます。
キーワードのヘルプ参照(F1キー)や、かんたん入力などの支援機能も豊富に搭載されています。
スクリプトエディタの使用方法、スクリプトの詳細については、
プログラミングマニュアルをお読み下さい。
HSPTVブラウザ
HSPTVブラウザを使用することにより、オンライン上のHSP情報、最新ソフトウェアを手軽に
ダウンロードして楽しむことができます。
「スタートメニュー」のプログラムグループから「Hot Soup Processor 3.1」→「HSPTVブラウザ」
を選択することで、HSPTVブラウザが起動されます。
(メニュー登録されていない場合は、展開されたディレクトリにある、HSPTV.EXEを起動させてみてください。)
HSPTVブラウザは、ネットワークに接続して自動的に最新の情報へ更新します。
必ずネットワークへの接続と、設定の確認を行なってください。
HSPTVブラウザについての詳細は、別途マニュアルを参照してください。
Peasエディタ
Peasエディタを使用することにより、既存のひな形(テンプレート)を組み合わせて、
スクリプトを自動的に生成することができます。
「スタートメニュー」のプログラムグループから「Hot Soup Processor 3.1」→「Peasエディタ」
を選択することで、HSPTVブラウザが起動されます。
(メニュー登録されていない場合は、展開されたディレクトリにある、AHTMAN.EXEを起動させてみてください。)
Peasエディタについての詳細は、別途マニュアルを参照してください。
HSPのサポート
このソフトはインターネット上のホームページでサポートを行なっています。
公式ページは、以下のURLです。
HSPについての最新情報、サンプル、掲示板、FAQをはじめ多くの情報が得られます。
是非アクセスしてみてください。
HSPTV ( HSPに関する情報、ユーザー支援など )
http://hsp.tv/
HSP関連書籍ページ ( 書店で入手できる参考書の紹介 )
http://hsp.tv/make/hspbook.html
ONION software ( HSP開発元 )
http://www.onionsoft.net/
HSPBT ( HSPに関するバグトラック、要望事項の蓄積 )
http://quasiquote.org/hspbt/guest
HSPについてのご意見、不具合の情報、要望などいつでもお待ちしています。
電子メールはなるべくインターネットで以下のアドレスまでどうぞ。
頂いたメールには、すべて目を通しておりますが、返信や、要望の反映などについては作者がすぐに対応できないこともありますので、予めご了承下さい。
HSPについての一般的な質問や、スクリプトの作り方に関するご質問は、ネット上のFAQや、書籍などでも情報を提供していますので、まず調べてみることをお勧め致します。
e-mail : hsp@onionsoft.net
HSPユーザーコミュニティ
HSPによって作られたソフトウェアのライセンスについて
ユーザーがHSPを使って作成したオリジナルのソフトウェア(実行ファイル)の権利は、それを作成したユーザーに属します。
ユーザーがHSPを使って作成したオリジナルのソフトウェア(実行ファイル)は、自由に通信、即売会、店頭などで展示、配布、販売をしてかまいません。また、ライセンス料は必要ありません。
(商用、非商用、同人ソフトを問わず、どのような形態での使用も可能です。ただし、違法な行為には使用しないでください。)
HSPによって生成された実行ファイル以外のファイルを添付、複製、改編する場合は、「著作権、ライセンスについて」の条件に従ってください。
ユーザーが作成したソフトウェアには、onion softwareの著作権表示も、HSPを使っている旨を表示する義務もありません。
オリジナルのソフトウェアに対してonion softwareが著作権を主張することはありません。
HSPを使用して作られた2次的な開発システム(ゲーム作成システム等)に関しても、そのシステムを作った作者の責任において運用して下さい。
製作したソフトウェアを商用として運用することを検討されている方で、有償によるサポートをご希望の方はメールにてinfo@hsp.tvまでご連絡下さい。詳細をご案内させていただきます。
著作権、ライセンスについて
HSP3.1フルセットは、「HSP開発システム」と「追加コンポーネント」で構成された複合パッケージとなっています。
HSP開発システムは、開発の中心となる要素で以下の項目を指します。
- HSPスクリプトエディタ(hsed3.exe、hsed3le.exe)
- デバッグ実行ランタイム(hsp3.exe、hsp3cl.exe、hsp3debug.dll)
- HSP拡張ランタイム(hsprt、hsp3c.hrt、hsp3cl.hrt)
- HSPコードコンパイラ(hspcmp.dll)
- HSPTVブラウザ(hsptv.exe)
- Peasエディタ(ahtman.exe)
HSP開発システムに含まれるファイルは、無償による公開であれば、添付、複製、改編、再配布することができます。
ただし、その際にはHSPのライセンス表記(hsplicense.txt)を明示するようにしてください。
(HSPを使って作られた実行ファイルでは、このライセンスは適用されません。あくまでも、HSP開発システムに含まれるファイルをそのまま公開する場合に適用されます。
ユーザーが作成したオリジナルのソフトウェアに関するライセンスについては、「HSPによって作られたソフトウェアのライセンスについて」の項目を参照してください。)
(ライセンス表記の明示は、配布物の中にhsplicense.txtを含めるか、またはドキュメント内にhsplicense.txtと同じ内容を含めるようにしてください。企業内や学校内などでの利用は無償として扱って頂いて構いません。)
HSP開発システムに含まれるファイルを有償で配布する場合、または販売物に同梱する場合はonion software(onitama@onionsoft.net)までメールにて連絡をしてください。
配布形態のご提案や、商利用に関するサポートなどの詳細をご案内させていただきます。
HSP開発システムの著作権はonion softwareにあります。
onion softwareは本プログラムによって生じた、いかなる損害についても保証いたしません。自己の責任の範囲で使用してください。
追加コンポーネントは、開発の補助と利便性を高める要素で以下の項目を指します。
追加コンポーネントの著作権とライセンスは、それぞれ権利者が異なります。
詳しくは、以下に示されたドキュメントを参照してください。
- HSPLet (hspletフォルダ内のreadme.txtを参照)
- HSP HELP Browser II (docsフォルダ内のhhx.txtを参照)
- Easy3Dプラグイン (docs/easy3dフォルダ内のindex.htmを参照)
- d3module (docsフォルダ内のd3module.txtを参照)
- HSPDXプラグイン (docsフォルダ内のhspdx.txtを参照)
- HSPCVプラグイン (docsフォルダ内のhspcv.txtを参照)
- HGIMG3プラグイン (docsフォルダ内のhgimg3.txtを参照)
- HSPOGGプラグイン (docsフォルダ内のhspogg.txtを参照)
- HSP3IMPプラグイン(docsフォルダ内のhsp3imp.txtを参照)
以下に示された追加コンポーネントは、onion softwareが著作権を保有していますが、BSDライセンスのもと自由に添付、複製、改編、再配布することができます。
再配布は、有償・無償を問わず行なうことができ、onion softwareの著作権表示義務もありません。
以下の追加コンポーネントとともに配布されたオリジナルのソフトウェアに対してonion softwareが著作権を主張することはありません。
- HGIMGプラグイン (hgimg.dll、hgimgx.dll)及びそのサンプルスクリプト
- HSPDAプラグイン (hspda.dll)及びそのサンプルスクリプト
- HSPDBプラグイン (hspdb.dll)及びそのサンプルスクリプト
- HSPEXTプラグイン (hspext.dll)及びそのサンプルスクリプト
- HSPSOCKプラグイン (hspsock.dll)及びそのサンプルスクリプト
- HSPINETプラグイン (hspinet.dll)及びそのサンプルスクリプト
- HSP基本サンプルスクリプト(sample/basicフォルダ内のスクリプト)
- COMサンプルスクリプト(sample/comobjフォルダ内のスクリプト)
- ゲームサンプルスクリプト(sample/gameフォルダ内のスクリプト)
- HGIMGサンプルスクリプト(sample/hgimgフォルダ内のスクリプト)
- HGIMG3サンプルスクリプト(sample/hgimg3フォルダ内のスクリプト)
- HSPCLサンプルスクリプト(sample/hspclフォルダ内のスクリプト)
- HSP新規サンプルスクリプト(sample/newフォルダ内のスクリプト)
- HSPCLサンプルスクリプト(sample/hspclフォルダ内のスクリプト)
- スクリーンセーバーサンプルスクリプト(sample/ssaverフォルダ内のスクリプト)
- HSPプログラミングマニュアル等HSPの各種技術資料(docsフォルダ内)
HSPデモンストレーション(hsp3demo.exe)及びそのデータは、
HSPフルセットに限って配布を許可されているものです。
単体での複製、改編、再配布は許可していませんので、ご注意ください。
言語仕様のライセンスについて
HSP2、HSP3を含むHot Soup Processor(ホットスーププロセッサー)の言語仕様は、
Onion Software/onitamaが保守管理を行なっています。
HSPの言語仕様変更や、改編の要望については開発者向けのコミュニティや掲示板、
HSP3 WishList、HSP Wiki等で受け付け、検討を行なっています。
HSPのインタプリタコード生成、実行などの中核を担う処理系は、OpenHSPとしてオープンソースにより公開されています。
HSP3に関するソースをオープンな仕様で公開することにより、さらに多くの環境への対応と信頼性、
メンテナンス性の向上を目指したいと考えています。
OpenHSP Development
http://www.onionsoft.net/hsp/openhsp/
教育用途の使用について
onion softwareでは、HSPを通じたIT基礎教育利用を提案しながら、普及のための活動を続けています。
小学校、中学校、および高校の授業、クラブ活動などにも是非ご活用ください。
HSP本体はもちろん無償で利用することが可能で、付属するマニュアル、ドキュメント、
ヘルプデータなどの文章も自由に引用、改編、再配布をすることができます。
また、国内では多くの参考書籍も発売されており、独学する場合も数多くの情報を入手可能です。
既に、一部のコンピューター教室で講義が行なわれ、経済産業省が支援する「ITクラフトマンシップ・プロジェクト」 でも、
HSPを使用した教育が実践されました。
HSPは、入門者、初心者向けとして多くの利点があると考えています。
入門者、初心者は、何より楽しく学んでいける環境作りが必要と考え、絵が動く、音が出る、 反応するなど、興味を失なうことなく継続して学習することのできる要素を重視しています。
以下のページでは、教育用途についての情報を提供しています。
HSP学校関係者向け情報ページ
http://www.onionsoft.net/hsp/education/index.html
HSP school center(学校関係者用ページ)
http://www.hspcenter.com/school/index.html
作者より
HSPは他の言語と特に互換性があるわけでもないですし(ほとんどBASICですが)、
新しい言語体系をしているわけでもありません。
HSPが目指したものは、オールドスタイルなパソコンのシステムです。
昔のパソコンは現在のものと比べてメモリもCPUスピードも圧倒的に貧弱ですが、
スイッチを入れてすぐに使えるようになったし、BASICでRUNと打てばすぐに結果を見ることができました。
そんな手軽で気楽なシステムが現在のパソコンでは失われていっているような気がします。
ここには、オブジェクト指向など先端の言語仕様はありませんが、
思った順番に書いてもいい気軽さがあります。
そして、小規模な開発や初心者のプログラミング学習には、それもまた一つの道かなと思います。
HSPは決して万能なシステムではありません。もっと高度なことや大規模な開発をインタプリタでするのであれば、
C++やVisualBasic、Javaといった言語の方が向いているでしょう。
そんな高級な言語を使うまでもないちょっとした処理に、HSPが小回りをきかせられたらいいなぁ…と思うのです。
(おにたま)
謝辞
HSP3及びHSPTVデザインワークは、Senchaさん、ゆめゆめゆうかさんに作成して頂きました。
HSPスクリプトエディタ(hsed3.exe)は、Lonely Wolfさんのご協力により作成されています。
また、エディタエンジンとしてHyperPageProjectさんのFootyライブラリを使用しています。
COMオブジェクトの呼び出し及びイベント処理は、ちょくとさんに協力頂きソースの作成を行なっています。
HSP HELP BrowserはS.Programsさんが製作されたものを同梱させていただきました。
switch関連の標準マクロは、USKさん、NGND001さんが作成したものを使用させていただきました。
標準マクロ、_continue および _breakは、testさんが作成したものを使用させていただきました。
命令ヘルプの作成にあたり、yoshisさん、nakaさんにご協力いただきました。
また、初心者マニュアルのhtml化はJETさんにご協力いただきました。
WIN32API関連の定義ファイル(advapi32.as,comctl32.as,comdlg32.as,gdi32.as,kernel32.as,shell32.as,
user32.as,winmm.as)は、さくらさんが製作されたものを同梱させていただきました。
さくらさん(HSP-NEXT)のページでは、この他にもHSP3用の資料やTIPSなど役に立つ情報が多数掲載されています。
cgi関連のサンプル及びヘッダは、悠黒 喧史さんが製作されたものを同梱させていただきました。
tomさんにloadlib/llmod関連やWIN32APIについて参考になる助言を頂きました。
その他、HSP周辺ツール開発者ML(HSPDev-ML)の皆様及び、β版のテスト報告や、ご意見をお寄せいただいた多くの方々に感謝致します。
数学関連マクロ(hspmath.as)は、HSPWiKiにて公開されているものを同梱させて頂きました。
HSP3ユーティリティマクロ(hsp3util.as)は、HSPWiKi及び、ぷまさんが作成したものを同梱させて頂きました。