hsc_comp

オブジェクトファイル作成

hsc_comp p1,p2

p1=0~(0) : デバッグ情報の有無
p2=0~(0) : マクロ定義の有無

(プラグイン / モジュール : hspcmp)

解説

HSPコードコンパイラで、ソースファイルをコンパイルして、オブジェクト
ファイルを作成します。
p1のパラメータで、デバッグ情報をオブジェクトファイルに出力するかを
指定することができます。p1が0かまたは省略されている場合は、エラー行
表示などに必要なデバッグ情報がオブジェクトファイルに付加されません。
p1が1の場合は、デバッグ情報が付加されます。
p2が0の場合は「__hsp26__」マクロが定義された状態でコンパイルを行ないます。
p2が1の場合は、マクロは定義されません。これは、スクリプトエディタの
「HSP拡張マクロを使用する」フラグをコンパイラに渡すためのものです。
p2の値を+2(bit1)すると、デバッグモードであることを示すシンボル(_debug)
が追加されます。
p2の値を+4(bit2)すると、ソースに含まれる実行ファイル自動作成のための
命令(#pack,#epack,#packopt)をもとにpackfile作成を行ないます。
hsc_comp命令を実行するためには、必ずhsc_ini命令で初期化とファイルの
指定をする必要があります。
また、必要があればhsc_objnameで出力されるオブジェクトファイル名を
指定します。(出力ファイル名は、デフォルトではhdc_iniで指定した
ファイル名の拡張子が「.ax」になったものになります)
さらに必要であれば、hsc_refname命令をあらかじめ実行しておいて
下さい。コンパイルの手順としては、

1.「hsc_ini」
2.「hsc_refname」(省略可)
3.「hsc_objname」(省略可)
4.「hsc_comp」

のようになります。

情報

プラグイン / モジュールhspcmp
バージョン3.1
作成日2005/07/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考hspcmp.asをインクルードすること。
タイプ拡張命令
グループ拡張入出力制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\hspcmp.hs