リファレンス 12 ドキュメント 2 サンプル 18
標準機能 270 d3module 29 hgimg3 224 hsp3util 17 hspcmp 21 hspcv 30 hspda 27 hspdb 8 hspdxfix 75 hspext 58 hspinet 29 hspsock 12

hspcmp

Version 3.1 Date 2005/07/01 Author onitama

拡張入出力制御命令

hsc3_getruntime
ランタイムファイルの取得
"objfile"で指定したオブジェクトファイルが必要とする ランタイムファイル名をvalで指定した変数に取得します。 valの変数は文字列型で初期化されている必要があります。
hsc3_getsym
シンボル名を取得
コンパイラのメッセージバッファにHSPで使用されるシンボル名を出力します。 出力は、「シンボル名,sys[|var/func/macro][|1/2]」の形式になります。
hsc3_make
実行ファイルの自動作成
実行ファイルの自動作成を行ないます。 "path"でHSPランタイムライブラリのあるフルパスを指定します。 packfileのオプションに従って実行ファイルを作成します。 オプション付きのpackfile作成は、hsc_compで行ないます。
hsc3_messize
コンパイラメッセージのサイズを取得
hsc_getmesで得られるメッセージ全体のサイズを、valで指定した変数に 代入します。
hsc3_run
ランタイム実行
"string"の内容をランタイム実行用のコマンドラインとして処理します。 "string"には、「ランタイム名」「オブジェクトファイル名」 「起動オプション」をそれぞれスペースで区切った形で指定する 必要があります。 p1でデバッグウィンドウのON/OFFを指定します。
hsc_bye
コンパイラの終了処理
HSPコードコンパイラの終了処理を行ないます。 この命令は自動的に実行されるので、通常は使用しません。
hsc_clrmes
エラーメッセージのクリア
コンパイラが出力したメッセージのデータをすべてクリアします。
hsc_comp
オブジェクトファイル作成
HSPコードコンパイラで、ソースファイルをコンパイルして、オブジェクト ファイルを作成します。 p1のパラメータで、デバッグ情報をオブジェクトファイルに出力するかを 指定することができます。
hsc_compath
共通ディレクトリの指定
#includeでサーチされる共通ディレクトリを指定します。 "pathname"は必ず「\」で終わる文字列である必要があります。 hsc_compathが指定されなかった場合は、hspcmp.dllを使用しているEXEの 下にある「common」ディレクトリが参照されます。
hsc_getmes
エラーメッセージ出力先指定
p1で指定した文字列型の変数に、エラーなどHSPCMP.DLLが出力した メッセージを代入します。
hsc_ini
HSPCMP.DLLの初期化
HSPCMP.DLLの初期化を行ないます。 HSPCMP.DLLの機能を使用する場合は、最初に初期化をする必要があります。 "filename"で指定したファイルをコンパイルの対象とします。 ファイル名は、拡張子(asでなくても構いません)も含めて指定して下さい。
hsc_objname
出力オブジェクトファイル名の指定
出力されるオブジェクトファイル名を指定します。
hsc_refname
エラー表示ファイル名の指定
エラーメッセージで表示されるソーススクリプトファイル名を指定します。 これは、たとえば「test.as」という名前を一時的に「hsptmp」などの別名で 保存してコンパイルする時にも、エラーメッセージには「test.as」ファイル 内でエラーが起こっているということを表示させるためのものです。
hsc_ver
コンパイラのバージョンを取得
システム変数refstrに、HSPコードコンパイラのバージョン情報を 文字列として返します。
pack_exe
実行ファイルを作成
pack_iniで指定したファイル名でEXEファイルを作成します。 p1で3つのモード(標準・フルスクリーン・スクリーンセーバー) を指定することができます。 EXEファイルに含めるファイルは、カレントディレクトリの 「PACKFILE」内のテキストで指定されたファイルになります。
pack_get
packfileからファイルを取り出す
pack_iniで指定したファイル名をDPMファイルとして、格納 されているファイルを取り出します。 "filename"で指定したファイルが取り出され、カレントディレクトリに セーブされます。
pack_ini
PACKFILEマネージャの初期化
PACKFILEマネージャの初期化を行ないます。 PACKFILEの操作を行なう場合(「pack_」で始まる命令)は、最初に 初期化をする必要があります。 "filename"で指定したファイルを操作の対象とします。 ファイル名は、拡張子のないものを指定して下さい。
pack_make
DPMファイルを作成
pack_iniで指定したファイル名でDPMファイルを作成します。 p1で、標準EXEファイル用か、外部読み込み用のDPMファイルなのかを指定する必要があります。 また、DPMファイルを作成する場合は、p2で暗号化キーについての設定を行なうことができます。
pack_opt
実行ファイル作成オプションを指定
pack_exe命令でEXEファイルを作成する場合のオプションを 指定します。pack_exe命令を実行する前に、指定をしておく 必要があります。 p3で指定する起動時の動作スイッチには、以下の値を指定することで特殊な起動動作にすることができます。
pack_rt
HSPランタイムファイルを指定
pack_exe命令でEXEファイルを作成する場合に参照される HSPランタイムファイル(hsprt)のあるフルパス名を指定します。 HSPランタイムファイルがカレントディレクトリにない場合は、 指定をしておいてください。
pack_view
PACKFILEの内容一覧を表示
pack_iniで指定したファイルをDPMファイルとして内容一覧を表示 します。pack_viewの結果は、hsc_getmes命令で取得して下さい。