リファレンス 12 ドキュメント 2 サンプル 18
標準機能 270 d3module 29 hgimg3 224 hsp3util 17 hspcmp 21 hspcv 30 hspda 27 hspdb 8 hspdxfix 75 hspext 58 hspinet 29 hspsock 12

hspsock

Version 3.1 Date 2002/12/01 Author onitama

通信制御命令

ipget
ホストのIPアドレスを取得
ホストのIPアドレスを取得して、システム変数refstrに代入します。 IPアドレスを取得する際にエラーが発生すると、システム変数 statに1が代入 されます。正常にIPアドレスが取得できた場合には、システム変数statの値は 0になります。
sockcheck
データの到着を調べる
指定したソケットに sockget系の命令で取得できるデータが到着しているかど うか調べます。 受信可能なデータがある場合は、システム変数 statに0が代入されます。デー タが到着していない場合は、システム変数statは1になります。
sockclose
ソケットを切断
接続されているソケットを切断します。 初期化したソケットは必ず sockclose命令で切断するようにしてください。
sockget
データを受信
ソケットからデータを受信し、p1で指定した文字列型の変数に内容を代入しま す。p2で最大受信サイズを指定します。 受信中にエラーが発生した場合は、システム変数 statに0以外の値が代入され ます。
sockgetb
バッファにデータを受信
ソケットからデータを受信し、p1で指定した変数バッファに内容をバイナリデ ータとして格納します。p1で指定される変数は、文字列型、数値型のどちらで も構いません。変数が確保しているメモリに直接受信内容を読み込みます。 p2で、格納されるバッファのオフセットを指定できます。
sockgetc
データを1byte受信
ソケットからデータを 1byte受信し、p1で指定した数値型の変数に内容を代入 します。 受信中にエラーが発生した場合は、システム変数 statに0以外の値が代入され ます。
sockmake
ソケットをサーバーとして初期化
ソケットを初期化してサーバーとして使用できるようにします。 p1でソケットID番号を指定します。 p2で、ポート番号を指定します。既にシステムで予約されているソケット番号 は使用できません。独自のプロトコルを定義する場合は、1024以降の番号を使 うようにするといいでしょう。
sockopen
ソケットを初期化して接続
ソケットを初期化して使用できるようにします。 TCP/IP通信を行なう際には、必ず最初に初期化して相手のサーバーに接続しな ければなりません。 p1でソケットID番号を指定します。 "url"で接続先のURLを文字列で指定します。
sockput
データを送信
ソケットにデータを送信します。 "message"で指定した文字列か、または文字 列型変数の内容をそのまま送信します。 送信中にエラーが発生した場合は、システム変数 statに0以外の値が代入され ます。
sockputb
バッファのデータを送信
p1で指定した変数バッファの内容をバイナリデータとしてソケットに送信しま す。p1で指定される変数は、文字列型、数値型のどちらでも構いません。 変数が確保しているメモリの内容が直接送信されます。 p2で、変数バッファのオフセットを指定できます。
sockputc
データを1byte送信
ソケットにデータを送信します。p1で指定した数値を1byte送信します。 送信中にエラーが発生した場合は、システム変数 statに0以外の値が代入され ます。
sockwait
クライアントの着信を待つ
sockmake命令でサーバーとして準備されたソケットで、クライアントの着信を 待ちます。sockwait命令は、必ずsockmake命令が正常に終了した後に実行され る必要があります。