hspusbio.txt

doclib\hspusbio\hspusbio.txt » Plain Format

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
	 HSP USB-IO用プラグイン Ver 0.30

<制  作> K-K
<開発環境> VC++ 2005
<動作確認> Thinkpad X60 + Windows XP
<転  載> 可
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.このDLLについて
	モルフィー企画さん(http://www.morphyplanning.co.jp/ )で販売されていた
	USB-IOをHSPから使うためのプラグインです.

	今までUSB-IOを販売していたモルフィー企画が無くなってしまったため,
	安価なUSB-IOがありませでしたが,
	同じものがテクノキットさん(http://www.technokit.biz/ )から中学校向けの
	教材として販売されています.

	Km2Netさん(http://km2net.com/ )のUSB-IOにも対応しました(03.12.08).


	複数のUSB-IOを扱えるようにしたつもりですが,あまり検証していません.
	動作しない場合はご連絡ください.

2.インストール&実行
	HSPのフォルダにhspusbio.dllをコピーしてください.
	作成したexeを実行するときは,exeと同じディレクトリに置いてください.

3.使用方法
	スクリプトの先頭でhspusbio.asをインクルードしてください.
	uio_findでUSB-IOを検索・初期化して,その後に
	uio_inp/outで読み書きしてください.
	uio_seldevで複数のUSB-IOを切り替えて使うことが出来ます.
	(uio_findを実行しなくても初めてuio_inp/outを実行するときには自動的に
	uio_findが呼ばれます.ただし,最初だけなのでUSB-IOが一度外されて,
	もう一度挿された場合などは正常に動作しないので明示的にuio_findを
	呼んでください)

	HSP3.0の場合はモジュールとして実装した mod_usbio.as があるので,
	インクルードすれば,DLL無しで使用できます.

命令の説明
・uio_find
	ディバイスの中からUSB-IOを検索・初期化します.
	失敗するとstatにエラーコードが帰ります.
	・エラーコード
	0:正常
	1:必要なドライバが無い(まだUSB-IOを繋いだことが無い場合など)
	2:USB-IOが繋がってない

・uio_free
	USB-IOを解放します.
	HSPの終了時に自動的に呼び出されますが,手動で呼び出しても
	害はありません.

・uio_out p1,p2 (,p3)
	p1…出力するI/Oポートアドレス(0〜1)
	p2…出力する内容(8ビット)
	p3…モード
	失敗するとstatに1が帰ります
	p3に1を指定すると,ポート1のp1にパルスを送りポート0を書き換えます.

・uio_inp p1,p2 (,p3)
	8ビット読み込み
	p1…データを読み込む変数
	p2…I/Oポートアドレス(0〜1)
	p3…モード
	失敗するとstatに0以外の値が帰ります.
	p3に1を指定すると,ポート1のp1にパルスを送りポート0から読み込みます.

・uio_getdevs
	繋がれているUSB-IOの数がstatに帰ります.

・uio_seldev p1
	p1…番号(0〜uio_getdevsで得た値)
	複数のUSB-IOが繋がれている場合に何番目を使うかを指定します.

4.アンインストール
	下記のファイルを削除して下さい.

5.ファイルについて
	hspusbio.dll	(本体)
	hspusbio.txt	(今読んでるファイル)
	hspusbio.as	(インクルード用ヘッダ)
	usbiotest.as	(サンプルスクリプト)
	mod_usbio.as	(HSP3用モジュール)

6.著作権について
	著作権はK−Kにあります.
	また,このプログラムによって生じた,いかなる損害についても
	保証しません.自己の責任の範囲で使用してください.
	使用に関しては特に制限はありません.商用・非商用に限らず,
	自由に使ってください.
	作ったソフトと同時に配布する場合も制限はありません.
	転載や雑誌掲載を希望される場合,連絡をくれるとうれしいです.
	できれば,常に最新版を置くようにしてください.

7.変更点
	Ver 0.1(02.09.24)
	・とりあえず,必要そうな機能を
	Ver 0.1c(02.09.26)
	・説明を修正
	・16〜23のコマンドもとりあえず使えるように
	・細かい修正
	・DLLのサイズを大幅に削減
	Ver 0.1d(03.08.18)
	・テクノキットのUSB-IOに対応
	Ver 0.1e(03.12.08)
	・Km2NetさんのUSB-IOに対応
	2004-10-24 Ver 0.1f
	・WindowsXPで入力がおかしいのを修正
	2004-10-31 Ver 0.2
	・IOのデータが確実に読めるように修正
	・読み取り速度の改善
	2005-06-22 Ver 0.21
	・uio_findを繰り返すと,何重にもディバイスを開くのを修正
	・uio_finduio_seldevの設定をリセットするように
	2007-05-14 Ver 0.30
	・開発環境をVC++ 2005 Express Editionに変更
	・Windows Vistaで動作しない問題を解消
	・HSP3用モジュール(mod_usbio.as)を追加
	・使っていないUSB-IOは閉じるように

8.その他
	お好みによって,DLLの拡張子をHPIに変えてもOKです.

	このプログラムの最新版はホームページにあります.
	K-K(川平 航介) kawa0701@binzume.net
	HomePage http://www.binzume.net/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−