サウンドファイル読み込み
mmload "filename",p1,p2
p1=0~(0) : 割り当てるバッファの番号 p2=0~2(0) : 割り当てるモード
メディアデータのファイルを登録します。 読み込むことができる形式は以下の通りです。 WAV形式 : 拡張子 WAV : Windows標準のPCM音声データ。 AVI形式 : 拡張子 AVI : Windows標準の動画データ MID形式 : 拡張子 MID : 標準MIDIファイルデータ。 MP3形式 : 拡張子 MP3 : MP3形式音声データ ASF形式 : 拡張子 ASF,WMV,WMA : Windows Media形式音声データ MPEG形式 : 拡張子 MPG : MPEG形式動画データ オーディオCD : ファイル名 "CD : トラック番号" : (CDの音声トラック部分が対象になります) たとえば、オーディオCDのトラック3を指定する場合は、 mmload "CD:3",1 のようにします。 p1は、割り当てるバッファの番号となります。これは、再生する時に必要となる0以上の整数値です。 複数のメディアファイルを取り扱うには、別々のバッファ番号に割り当てをしておく必要があります。 mmload命令は、指定されたファイルが2MB以下の音声(WAV)ファイルの場合は、メモリに内容を読み込んでおきリアルタイムに再生可能な状態にします。それ以外の場合は、ファイル名だけが登録され、実際のファイルの読み出しはメディア再生時(mmplay実行時)に行なわれることになります。 p2はモードを設定します。以下の値を指定することができます。 モード0 : 指定したファイルは通常の再生を行う モード1 : 指定したファイルは無限ループで再生を行う モード2 : 指定したファイルは再生終了まで待つ モード3 : (CDのみ)指定されたトラック以降を再生する モード+16 : (AVIのみ)対象ウィンドウ全体で再生 モード2を指定すると、指定したファイルが再生された場合、 HSPはその再生が終了するまで次の命令を実行しなくなります。 mmload命令はデータの情報をメモリ上にストックしておくだけで、すぐに演奏が始まるわけではありません。 モード+16は、AVI(動画)ファイルでのみ使用できるモードです。 モード0~2に16を足した値を指定することで、表示対象になっているウインドゥのサイズいっぱいに動画が再生されます。 動画ファイルの判断は拡張子によって行なっています。 MP3形式、およびASF形式はOSがサポートしている場合にのみ再生が可能です。 (初期のWindows95、Windows98ではWindows Media Player 5.2以降がインストールされている必要があります。) 実際の再生は、mmplay命令によって行ないます。
バージョン | 3.3 |
作成日 | 2009/08/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://hsp.tv/ |
備考 | ver3.3標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | マルチメディア制御命令 |
対応環境 |
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移植のヒント | HSPLet時、WAV/AIFF/AU/MIDI/MP3 をサポートしています。 MP3の再生には付属の jl1.0.jar が必要です。 |
hs ファイル | hsphelp\i_mmedia.hs |