split

文字列から分割された要素を代入

split p1,"string",p2...

p1=変数  : 元の文字列が代入された変数
"string" : 区切り用文字列
p2=変数  : 分割された要素が代入される変数

解説

指定した文字列で分割された要素を変数に代入します。
たとえば、「12,34,56」のように「,」で区切られた文字列から、「12」「34」「56」の要素を取り出して、別々の変数に代入することができます。
p1で、もとの文字列が代入された変数名を指定します。(変数は、文字列型である必要があります)
"string"に区切るための文字列を指定します。
p2以降に、分割された要素が代入される変数名を指定します。
代入される変数は、「,」で区切っていくつでも指定することができます。
最初に指定した変数から順番に、分割された要素が代入されます。

例 :
	buf="12,34,56"
	split buf, ",", a, b, c
	mes a
	mes b
	mes c

指定された変数の数よりも、もともとの要素の数が少ない場合は、残りの変数に空の文字列("")が代入されます。
指定された変数の数よりも、分割された要素が多い場合は、指定された変数の配列に代入されていきます。

例 :
	buf="12,34,56,78"
	split buf, ",", results
	repeat stat
		mes "配列("+cnt+")="+results(cnt)
	loop

実行後に、システム変数statに分割できた数が代入されます。

関連項目

getstrバッファから文字列読み出し
csvnoteCSVの1行をメモリノート変換(hspda)

サンプル逆引き (1)

split.hsp

情報

バージョン3.31
作成日2012/05/29
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.31標準命令
タイプ内蔵命令
グループ文字列操作命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_string.hs