sql_v

レコードセット変数のデータを参照

val = sql_v("p1", v1)

"p1"	: カラム名
v1	: 対象レコードセット変数 (省略値 tmparr)

(プラグイン / モジュール : SQLele)

解説

レコードセット変数から、カラム名を指定してデータを参照します。この関数型マクロは、変数として参照可能な形で展開されます。

データの型は、元のデータ型に関係なく文字列型となります。元の型を知りたい場合は、sql_type() を使用します。

このマクロは変数として展開されるため、下記のように引数に文字列型変数を要求する標準関数でそのまま使用できます。

i = instr(sql_v("hoge"), 0, "srch")
s = strmid(sql_v("hoge"), 0, 99)

参照するレコードを次へ進めるときは、sql_next 命令を使用します。


(資料) マクロの仕様
展開前 : sql_v("Col", arr)
展開後 : arr(sql_colid("Col", arr), [レコードカウンタ])

サンプル

	; フル引数
	sql_q "SELECT * FROM ...", tmparr
	repeat stat
		mes sql_v("col1", tmparr) + "/" +  sql_v("col2", tmparr)
		sql_next tmparr
	loop

	↓

	; 引数省略
	sql_q "SELECT * FROM ..."
	repeat stat
		mes sql_v("col1") + "/" +  sql_v("col2")
		sql_next
	loop

関連項目

sql_qSQL ステートメントを実行(SQLele)
sql_next次のレコードへ移動(SQLele)
sql_iレコードセット変数から int としてデータ取得(SQLele)
sql_fレコードセット変数から double としてデータ取得(SQLele)
sql_typeレコードセット変数からデータの型を取得(SQLele)

サンプル逆引き (2)

sample_01_basic_bbs.hsp
sample_02_memolite.hsp

情報

プラグイン / モジュールSQLele
バージョン1.15
作成日2010/02/22
著作者S.Programs
URLhttp://sprocket.babyblue.jp/
備考sqlele.hsp をインクルードして使用します。実行には sqlite3.dll が必要です。
タイプユーザー拡張命令
グループレコードセット操作
hs ファイルdoclib\SQLele\sqlele.hs