celput

画像素材を描画

celput id,no,zoomx,zoomy,angle

id=0~(1) : 画像素材を持つウインドゥID
no=0~(0) : 分割画像No.
zoomx=0.0~(1.0) : 横方向の表示倍率(実数)
zoomy=0.0~(1.0) : 縦方向の表示倍率(実数)
angle=0.0~(0.0) : 回転角度(単位はラジアン)

解説

仮想画面に読み込まれた画像素材を、現在の操作先ウィンドウに描画します。
idで、画像素材を持つウインドゥIDを指定します。
noで、分割画像No.を指定します。分割画像No.は、画像素材を持つウインドゥIDの中で
分割された画像を特定する番号となります。
zoomx,zoomyにより、描画される画像の横(X)・縦(Y)方向倍率を指定できます。
zoomx,zoomyの指定は、実数で指定することが可能です。
また、angleにより画像の回転角度を指定することも可能です。
angleに指定される値は、実数で単位はラジアン(0から始まって、2πで一周)となります。(grotategrect命令と同様の値になります)

celput命令は、gcopy命令と同様に指定されたウインドゥIDの画像をコピーして描画します。
gcopy命令と同様に、gmode命令により指定されたコピーモード、ブレンド率が反映されます。
描画位置は、現在のカレントポジション(pos命令で指定された値)が基点となります。
描画される画像のサイズは、通常は(指定されたウィンドウIDにある)元画像と同じものになります。
描画される画像のサイズ及び、描画や回転の中心位置は、celdiv命令によって変更することが可能です。

zoomx,zoomy,angleの指定を省略するか、等倍の設定(1,1,0)になっている場合は、
自動的に高速なコピーが内部で実行されます。逆に、等倍でない描画を行なう場合は、
grotate命令と同様の描画処理が実行されます。
描画終了後は、描画したサイズに応じてカレントポジションを右に移動します。
(ただし、角度は考慮されません。あくまでも描画の横サイズ分を右に移動させます)

celput命令とその関連命令により、画像素材を効率的に管理することができます。
詳しくは、プログラミングマニュアル(hspprog.htm)のCEL関連命令についてを参照してください。

関連項目

celload画像ファイルをバッファにロード
celdiv画像素材の分割サイズを設定
gcopy画面コピー
grotate矩形画像を回転してコピー

サンプル逆引き (47)

battle.hsp
buffer.hsp
celput.hsp
doukutu.hsp
facemove1.hsp
facemove2.hsp
feedback.hsp
hsplogo.hsp
hsptv_test2.hsp
hsptv_test3.hsp
joystick1.hsp
joystick2.hsp
keymove1.hsp
keymove2.hsp
keymove3.hsp
keymove4.hsp
map1.hsp
map2.hsp
mapedit.hsp
mapmove1.hsp
mapmove2.hsp
mini_chr.hsp
posteffect.hsp
qvbtest.hsp
tamacard.hsp
tamacard_dish.hsp
tamadot.hsp
tamadot_dish.hsp
tamane3.hsp
tamane_jump.hsp
tamane_s.hsp
tamane_s2.hsp
tamane_s2_dish.hsp
tamane_s_dish.hsp
test1.hsp
test10.hsp
test2.hsp
test3.hsp
test4.hsp
test4.hsp
test5.hsp
test6.hsp
test7.hsp
test8.hsp
test9.hsp
tree.hsp
yopparai.hsp

情報

バージョン3.5
作成日2017/09/08
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.5標準命令
タイプ内蔵命令
グループ画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\i_graph.hs