nkfcnv

NKFによる文字コード変換を行なう

nkfcnv p1,p2,"option",p3,p4

p1 : 変換後の文字列が代入される変数
p2 : 変換元の文字列が代入されている変数
"option" : NKF変換オプション
p3(-1) : 変換元の文字列サイズ
p4(-1) : 出力先の最大バッファサイズ

(プラグイン / モジュール : hspinet)

解説

p2で指定された変数に格納されている文字列に対して、NKFによる文字コード変換を行ない、結果をp1で指定された変数に代入します。
"option"でNKFの変換オプションを指定することができます。これにより、入力される文字コードと出力される文字コードを任意に指定することができます。
"option"パラメーターを省略した場合は、入力コードを自動判別してSJISに変換されます。
主なオプションの一覧は以下の通りです。(オプション文字列は複数を続けて指定することも可能です)これ以外にも、多くの指定が可能です。詳しくは、doclibフォルダ内のnkf_doc.txtを参照してください。

設定オプション   内容
--------------------------------------------
    j  	      JISに変換する
    e  	      EUCに変換する
    s  	      SJISに変換する
    w  	      UTF8に変換する
    J  	      変換元はJIS(ISO-2022-JP)を仮定する。
    E  	      変換元はEUC(AT&T)を仮定する。
    S  	      変換元はSJISを仮定する
    W  	      変換元はUTF-8を仮定する
    W16       変換元はUTF-16 (Little Endian)を仮定する
    W16B      変換元はUTF-16 (Big Endian)を仮定する

p3で、変換元の文字列サイズ(byte数)を指定します。p3を省略するかマイナス値の場合は、入力がC言語形式のansi文字列として自動計算されます。
p4で、出力先のバッファサイズを指定します。このサイズを超えた変換は行なわれません。p4を省略するかマイナス値の場合は、デフォルトサイズ(32KB)が使用されます。
p1で指定された変数は、自動的に文字列サイズのバッファを確保した上で初期化されます。あらかじめsdimで初期化しておく必要はありません。

関連項目

nkfguessNKFによる文字コード認識結果を取得する(hspinet)

サンプル逆引き (3)

cnvsrc.hsp
nkfcnv.hsp
nkfcnv.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspinet
バージョン3.5
作成日2017/09/13
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考hspinet.asをインクルードすること。
タイプ拡張命令
グループ拡張入出力制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\hspinet.hs