mcall

メソッドの呼び出し

mcall p1,p2,p3…

p1 : 変数名
p2 : メソッド名
p3 : パラメーター

解説

p1で指定された変数の型に応じてメソッドを呼び出します。
p1の変数にCOMオブジェクト型を指定することで、COMオートメーションのメソッドを呼び出すことが可能です。
p2でメソッド名(文字列)または、ディスパッチID(DISPID)を指定して、p3以降に引数を指定します。
p3以降のパラメーター数や、型はそのまま適切に変換されメソッドに渡されます。
メソッドを実行した結果の返値は、comres命令で設定された変数に代入されます。
また、メソッド実行が成功した場合にはシステム変数 statは0になり、実行エラーが起こった場合には、 システム変数statに結果コード(HRESULT)が代入されます。

mcall命令は、拡張された変数の型を用意することで、 新しい機能を提供することが可能です。標準では、COMオブジェクト型のみに対応しています。

関連項目

#usecom外部COMインターフェースの指定
newcomCOMオブジェクト型変数の新規作成
delcomCOMオブジェクト型変数の破棄
querycomCOMオブジェクト型変数の作成
comresメソッド返値代入変数を設定する

サンプル逆引き (1)

comtest5.hsp

情報

バージョン3.6
作成日2019/12/12
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.6標準命令
タイプ内蔵命令
グループ基本入出力制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
hs ファイルhsphelp\i_stdio.hs