objmode

オブジェクトモード設定

objmode p1,p2

p1=0~(0) : オブジェクトフォント設定モード指定
p2=0~1   : フォーカス移動キー指定(0=OFF/1=ON)

解説

button,input,mesbox などのオブジェクト制御命令で使用されるスタイル等を設定するための命令です。
p1でフォント設定及び、スタイルに関するモードを指定することができます。
これにより、以降のオブジェクト配置命令実行時のスタイル設定が変わります。
モードの値と内容は以下の通りです。

   p1 : マクロ名          : モード
 ------------------------------------------------------------
    0 : objmode_normal      HSP標準フォントを使用
    1 : objmode_guifont     デフォルトGUIフォントを使用
    2 : objmode_usefont     font命令で選択されているフォントを使用
    4 : objmode_usecolor    color命令/objcolor命令の色を使用

ウィンドウが初期化された直後は、モード1に設定されています。

モード2に変更した場合は、 font命令で指定したフォントが使われるようになります。これは、オブジェクト制御命令が実行される時点で、設定されているフォントが使用されます。 objmode命令が実行された時点のフォントではないので注意してください。

モード4(objmode_usecolor)は、他のモードと加算することで併用ができます。「objmode_usefont+objmode_usecolor」を指定した場合は、どちらのモードも有効になります。

p2で、[TAB]キーによるオブジェクトのフォーカス移動モードの ON/OFFを行ないます。 p2を1に指定した場合は、表示されているオブジェクトの入力フォーカスを[TAB]キーで移動することができます。p2のモード指定を省略した場合は、以前のモードを引き継ぎます。

  p2 : モード
 --------------------------------------------------------------
  0  : [TAB]を無効にする
  1  : [TAB]キーによるオブジェクトのフォーカス移動可能(標準)

関連項目

buttonボタン表示
chkboxチェックボックス表示
comboxコンボボックス表示
input入力ボックス表示
listboxリストボックス表示
objmode_guifontデフォルトGUIフォントを設定
objmode_normalHSP標準フォントを設定
objmode_usefontfont命令で選択されているフォントを設定
objmode_usecolorobjcolor命令で選択されている色を設定
objcolorオブジェクトのカラー設定

サンプル逆引き (20)

01_Sample_SMART.hsp
cnvsrc.hsp
demo.hsp
dircsv.hsp
editor.hsp
emit_sample1.hsp
emit_sample2.hsp
emit_sample3.hsp
hspcmp.hsp
mkexe.hsp
modtest1.hsp
noteadd.hsp
objcolor.hsp
objimage.hsp
objmode.hsp
strex_test1.hsp
test1.hsp
test2.hsp
test3.hsp
test_editor.hsp

情報

バージョン3.6
作成日2020/06/04
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.6標準命令
タイプ内蔵命令
グループオブジェクト制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_object.hs