gpmesh

3Dメッシューノードを生成

gpmesh var,color,matobj

var     : 生成されたオブジェクトIDが代入される変数名
color(-1)  : マテリアルカラー(24bitRGB値)
matobj(-1) : マテリアルID

(プラグイン / モジュール : hgimg4)

解説

自由な形状を3Dモデルとして定義したものをノードオブジェクトとして生成します。
あらかじめ、gpmeshcleargpmeshaddgpmeshpolygon等の命令を使用して、カスタム3Dメッシュと呼ばれるモデル情報を構築する必要があります。
gpboxgpplateのような単純なモデルではなく、自由に複雑な形状を定義することができますが、頂点座標や法線ベクトルの1つ1つを定義する必要があるため、上級者向けの機能と考えてください。
通常は3Dモデルデータを.gpbファイルとして用意したものをご利用ください。

カスタム3Dメッシュは、以下のような手順で作成することができます。

	1. gpmeshclear命令でカスタム3Dメッシュを初期化する
	2. gpmeshadd命令で必要な頂点情報を登録する
	3. gpmeshpolygon命令により頂点情報を組み合わせて3角形または4角形の面を構成する
	4. 必要な面だけ以上の登録を繰り返す

gpmesh命令は、作成されたカスタム3Dメッシュの情報をもとに、登録されているすべての面を使用したモデルを生成します。
頂点情報には、X,Y,Z座標、法線ベクトル、テクスチャUV座標などを登録することが可能です。これらを適切に設定することで、自由な形状を定義することができます。
カスタム3Dメッシュは、何度でも再定義して異なるモデル形状を登録することが可能です。

varで指定された変数に、生成されたオブジェクトのIDが代入されます。
生成されたオブジェクトはgpload命令により読み込まれた3Dモデルと同様に操作することができます。
colorパラメーターでモデル全体の色(マテリアルカラー)を24bitRGB値(0xRRGGBBで示される値)により指定します。
colorパラメーターが省略された場合は、白色(0xffffff)が使用されます。
matobjパラメーターで、マテリアルIDを指定することができます。
gpcolormat命令などにより、ユーザーが生成したマテリアルを使用する場合は指定してください。
matobjパラメーターが省略された場合は、標準のマテリアルが使用されます。

関連項目

gpmeshclearカスタム3Dメッシュを初期化(hgimg4)
gpmeshpolygonカスタム3Dメッシュに面情報を追加(hgimg4)
gpmeshaddカスタム3Dメッシュに頂点情報を追加(hgimg4)

サンプル逆引き (1)

freemesh.hsp

情報

プラグイン / モジュールhgimg4
バージョン3.6
作成日2021/01/06
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考hgimg4.asまたはhgimg4dx.asをインクルードすること。
タイプ拡張命令
グループ拡張画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
移植のヒントWindows+OpenGL3.1以降/DirectX9システム上で動作します。
hs ファイルhsphelp\hgimg4.hs