gpscrmat

オフスクリーンテクスチャマテリアルの生成

gpscrmat var,id,opt

var     : 生成されたマテリアルIDが代入される変数名
id      : 参照されるオフスクリーンバッファID
opt(0)  : マテリアルオプション値

(プラグイン / モジュール : hgimg4)

解説

オフスクリーンテクスチャバッファを参照するマテリアルを生成します。
マテリアルを独自に生成することにより、オフスクリーンにレンダリングされた画像イメージをテクスチャとして再利用することが可能になります。

	例:
	buffer id_render,512,512,screen_offscreen
	gpscrmat id_texmat, id_render, GPOBJ_MATOPT_NOLIGHT|GPOBJ_MATOPT_NOMIPMAP	; テクスチャマテリアル作成
	gpbox id_model, 1, , id_texmat		; 箱ノードを追加

上の例では、buffer命令で作成されたオフスクリーンテクスチャバッファを参照する立方体のノードオブジェクトが生成されます。
optパラメーターにより、マテリアルの設定を変更することができます。
これらの設定は、gpmatstate命令で別途設定することも可能です。

        マクロ名                内容
    -------------------------------------------------------------------
	GPOBJ_MATOPT_NOLIGHT    ライティングを行なわない
	GPOBJ_MATOPT_NOMIPMAP   MIPMAPを生成しない
	GPOBJ_MATOPT_NOCULL     カリングを無効にする
	GPOBJ_MATOPT_NOZTEST    Zテストを無効にする
	GPOBJ_MATOPT_NOZWRITE   Zバッファ書き込みを無効にする
	GPOBJ_MATOPT_BLENDADD   プレンドモードを加算に設定する
	GPOBJ_MATOPT_SPECULAR   光源計算時にスペキュラーを適用します
	GPOBJ_MATOPT_MIRROR     反転した画像として表示する
	GPOBJ_MATOPT_NODISCARD  αチャンネルによるピクセル破棄を無効にする

正常にマテリアルが生成できなかった場合は、エラー3(パラメータの値が異常です)が発生します。
正しく生成された場合は、varで指定された変数にマテリアルID(整数値)が代入されます。

関連項目

gpcolormatカラーマテリアルの生成(hgimg4)
gpusermatカスタムマテリアルの生成(hgimg4)

サンプル逆引き (1)

pronama3.hsp

情報

プラグイン / モジュールhgimg4
バージョン3.6
作成日2021/01/06
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考hgimg4.asまたはhgimg4dx.asをインクルードすること。
タイプ拡張命令
グループ拡張画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
移植のヒントWindows+OpenGL3.1以降/DirectX9システム上で動作します。
hs ファイルhsphelp\hgimg4.hs