dsc_FilterProp

デバイスなどのプロパティページを表示します

dsc_FilterProp p1, p2

p1	: ウィンドウのハンドル( hwnd )
p2	: デバイス(フィルタ)名 (文字列)

(プラグイン / モジュール : hspdsc.dll)

解説

デバイスなどのプロパティページを表示します

p1にウィンドウハンドルを指定します。
p2にはデバイス(フィルタ)名を指定します。
例えば、カメラのなどのデバイスのプロパティページの場合は 「Device Filter」、
ビデオレンダラーのプロパティページは「Video Renderer」、
環境依存になりますが、ffdshowのプロパティページは「ffdshow Video Decoder」となります。

この命令を実行しますと、プロパティを閉じるまでHSPの命令を実行しませんのでご注意ください。
(※どうしても実行する必要がある場合は『HSP ウィンドウタイマー』などでググってみてください。)
もしくは p1 に 0 を入れるとよいかもしれません。

正常終了時には stat に 0 が返ります。

エラー一覧(stat)

-1 = 初期化されていません
-2 = プロパティがありません(ダイアログがない)
-3 = キャプチャビルダーが見つかりません

例:
dsc_FilterProp  hwnd, "Device Filter"

※この命令は先に dsc_Open, dsc_Play を使う必要があります。

サンプル

dsc_FilterProp  hwnd, "Device Filter"

関連項目

dsc_StreamFilterList再生中のDirectShowフィルターの一覧を取得(hspdsc.dll)
dsc_DevPinPropデバイスの解像度プロパティページを表示します。(hspdsc.dll)
dsc_Open指定されたインデックスのデバイスをオープンします(hspdsc.dll)
dsc_Playdsc_Open で 指定されたデバイスを表示します(hspdsc.dll)
dsc_Play2dsc_Open で 指定されたデバイスを表示します(hspdsc.dll)

サンプル逆引き (8)

(HSP3) sample1 [標準的なキャプチャサンプル].hsp
(HSP3) sample1 [標準的なキャプチャサンプル]_x64.hsp
(HSP3) sample3 [キャプチャ動画に画像をミキシングして表示する].hsp
(HSP3) sample3 [キャプチャ動画に画像をミキシングして表示する]_x64.hsp
(HSP3) sample4 [モノクロでキャプチャする].hsp
(HSP3) sample4 [モノクロでキャプチャする]_x64★.hsp
(HSP3) sample5 [AVI形式でキャプチャを保存する].hsp
(HSP3) sample5 [AVI形式でキャプチャを保存する]_x64★.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspdsc.dll
バージョン2.13
作成日2021/6/13
著作者イノビア(inovia)
URLhttps://hsp.moe/
備考HSP向け DirectShow キャプチャプラグイン

【32bit版ランタイムの場合】
hspdsc.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar.asをインクルード

【64bit版ランタイムの場合】
hsp3_64.asをインクルード
hspdsc64.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar64.asをインクルード
グループDirectShowキャプチャ命令
対応環境
  • その他 : Windows 7 以降、DirectX 11以上
移植のヒントWindows
hs ファイルhsphelp\hspdsc.hs