dsc_GetImage

静止画キャプチャし画像をウィンドウに転送

dsc_GetImage p1, p2, p3, p4, p5

p1	: ウィンドウのデバイスコンテキスト( hdc )
p2	: キャプチャした画像を表示する 左上X座標
p3	: キャプチャした画像を表示する 左上Y座標
p4	: キャプチャした画像を表示する Xサイズ
p5	: キャプチャした画像を表示する Yサイズ

(プラグイン / モジュール : hspdsc.dll)

解説

dsc_Openで指定されたデバイスを静止画キャプチャし、画像をウィンドウに転送します。
p1 には ウィンドウのデバイスコンテキスト(hdc)を指定してください。
この命令の実行後は redraw 1 を必ず実行してください。

正常終了時には stat に 0 が返ります。 

エラー一覧(stat)

-1 = 初期化されていません
-2 = メディアタイプが取得できませんでした
-3 = パラメータが正しくありません
-4 = メモリ範囲が異常です
-5 = ポインタが不正です
-6 = 接続を確立する中間フィルタの組み合わせが見つかりませんでした
-7 = 状態が異常です
-8 = 画像の転送に失敗しました
-9 = サンプルグラバーが見つかりません

※この命令は先に dsc_Open , dsp_Play を使う必要があります。

サンプル

dsc_GetImage hdc, 0, 0, 320, 240 	// 座標 (0, 0)に 320x240のサイズでHSPの画面に転送します。
redraw 1

関連項目

dsc_SaveBMP静止画キャプチャ画像をBMPで保存します(hspdsc.dll)
dsc_GetImageMem静止画キャプチャデータをDIB形式でメモリに格納(hspdsc.dll)
dsc_GetImageMemSizeDIB および ヘッダ のデータサイズを取得(関数)(hspdsc.dll)
dsc_SetCapConfig静止画キャプチャーを利用可能にします(hspdsc.dll)
dsc_SaveImage静止画キャプチャ画像を対応した画像形式で保存します(hspdsc.dll)

サンプル逆引き (10)

(HSP3) sample1 [標準的なキャプチャサンプル].hsp
(HSP3) sample1 [標準的なキャプチャサンプル]_x64.hsp
(HSP3) sample11 [MP4形式でキャプチャを保存する].hsp
(HSP3) sample11 [MP4形式でキャプチャを保存する]_x64.hsp
(HSP3) sample3 [キャプチャ動画に画像をミキシングして表示する].hsp
(HSP3) sample3 [キャプチャ動画に画像をミキシングして表示する]_x64.hsp
(HSP3) sample4 [モノクロでキャプチャする].hsp
(HSP3) sample4 [モノクロでキャプチャする]_x64★.hsp
(HSP3) sample8 [Webカメラ版 バーコード・QRコード読み取り].hsp
(HSP3) sample8 [Webカメラ版 バーコード・QRコード読み取り]_x64.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspdsc.dll
バージョン2.13
作成日2021/6/13
著作者イノビア(inovia)
URLhttps://hsp.moe/
備考HSP向け DirectShow キャプチャプラグイン

【32bit版ランタイムの場合】
hspdsc.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar.asをインクルード

【64bit版ランタイムの場合】
hsp3_64.asをインクルード
hspdsc64.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar64.asをインクルード
グループDirectShowキャプチャ命令
対応環境
  • その他 : Windows 7 以降、DirectX 11以上
移植のヒントWindows
hs ファイルhsphelp\hspdsc.hs