dsc_OpenEncoder

動画エンコーダーを開いて、動画エンコードできる状態にします

dsc_OpenEncoder p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8

p1	: 動画エンコーダーID (dsc_CreateEncoder 関数から取得)
p2	: 動画ファイル名(文字列)
p3	: 動画形式(DSC_VIDEO)
p4	: 動画サイズの幅
p5	: 動画サイズの高さ
p6	: カラービット数(通常は 24 を指定)
p7	: 動画のフレームレート(実数値)
p8	: 動画のビットレート(bit/per sec)

(プラグイン / モジュール : hspdsc.dll)

解説

動画エンコーダーを開いて、動画エンコードできる状態にします。

p1 に 動画エンコーダーID を指定します。(dsc_CreateEncoder 関数 参照)
p2 に 動画ファイル名を指定します。指定先の動画ファイルが保存されます。
p3 に 動画形式を指定します。(DSC_VIDEO 参照)
p4, p5 に 動画のサイズを指定します。
p6 に カラービット数を指定します。通常は 24 を指定します。
p7 に 動画のフレームレートを指定します。30.0 などの実数値を指定します。
p8 に 動画のビットレートを指定します。1秒間のビットレートを指定します。

正常終了時には stat に 0 が返ります。
異常時には stat に マイナス値が返ります。

サンプル

	id_enc = dsc_CreateEncoder()
	dsc_OpenEncoder id_enc, dir_cur + "\\test.mp4", DSC_VIDEO_MP4_H264_MAIN, 640, 480, 24, 60, 3000000

関連項目

dsc_InitEncoder動画エンコードシステムを初期化します(hspdsc.dll)
dsc_CreateEncoder動画エンコーダーを作成します(hspdsc.dll)
dsc_WriteEncoder動画エンコーダーに1フレーム分の映像を転送してエンコードします(hspdsc.dll)
dsc_CloseEncoder動画エンコーダーを閉じて、動画ファイルのファイナライズをします(hspdsc.dll)

サンプル逆引き (4)

(HSP3) sample10 [HSPサンプルのブロック崩しをMP4で出力].hsp
(HSP3) sample10 [HSPサンプルのブロック崩しをMP4で出力]_x64.hsp
(HSP3) sample11 [MP4形式でキャプチャを保存する].hsp
(HSP3) sample11 [MP4形式でキャプチャを保存する]_x64.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspdsc.dll
バージョン2.13
作成日2021/6/13
著作者イノビア(inovia)
URLhttps://hsp.moe/
備考HSP向け DirectShow キャプチャプラグイン

【32bit版ランタイムの場合】
hspdsc.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar.asをインクルード

【64bit版ランタイムの場合】
hsp3_64.asをインクルード
hspdsc64.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar64.asをインクルード
グループ動画エンコード
対応環境
  • その他 : Windows 7 以降、DirectX 11以上
移植のヒントWindows
hs ファイルhsphelp\hspdsc.hs