dsc_SaveImage

静止画キャプチャ画像を対応した画像形式で保存します

dsc_SaveImage p1,p2,p3,p4,p5

p1	: 保存先ファイル名(文字列)
p2      : 画像形式 (DSC_IMAGE)
p3      : 画像品質(-1 または 0 ~ 100)
p4      : 保存画像のサイズ幅  (0 または 1 ~ )
p5      : 保存画像のサイズ高さ(0 または 1 ~ )

(プラグイン / モジュール : hspdsc.dll)

解説

静止画キャプチャ画像を対応した画像形式で保存します。

p1 には 保存先ファイル名を指定します。
p2 には 保存画像形式を指定します。詳しくは、DSC_IMAGE を参照してください。
p3 には 画像品質を指定します。p2 で指定した画像形式によって指定できる値が異なります。

 DSC_IMAGE_BMP  → 何を指定しても無視されます
 DSC_IMAGE_JPEG → 0 ~ 100 まで指定できます。100 が 最高品質です。
 DSC_IMAGE_PNG  → 何を指定しても無視されます
 DSC_IMAGE_GIF  → 何を指定しても無視されます
 DSC_IMAGE_TIFF → 0 ~ 100 まで指定できます。100 が 最高品質です。
 DSC_IMAGE_HDP  → -1 と 0 ~ 100 まで指定できます。100 が 最高品質です。-1 は 可逆圧縮 になります。 
 DSC_IMAGE_HEIF → 0 ~ 100 まで指定できます。100 が 最高品質です。

p4,p5 には 保存画像のサイズを指定します。(指定サイズでリサイズされます)
0 を指定した場合は、キャプチャ映像の元のままのサイズを使用します。 (リサイズなし)

正常終了時には stat に 0 が返ります。
異常時には stat に マイナス値が返ります。

※この命令は先に dsc_Open, dsc_Play を使う必要があります。

サンプル

	// PNGで保存
	dsc_SaveImage "test.png", DSC_IMAGE_PNG, 0, 0, 0

	// JPGで保存
	dsc_SaveImage "test.jpg", DSC_IMAGE_JPEG, 95, 0, 0

	// GIFで保存
	dsc_SaveImage "test.gif", DSC_IMAGE_GIF, 0, 0, 0

	// リサイズしてBMPで保存
	dsc_SaveImage "test.png", DSC_IMAGE_BMP, 0, 1920, 1080

関連項目

dsc_SaveBMP静止画キャプチャ画像をBMPで保存します(hspdsc.dll)
DSC_IMAGE画像形式を指定するための定義値(hspdsc.dll)

サンプル逆引き (2)

(HSP3) sample1 [標準的なキャプチャサンプル].hsp
(HSP3) sample1 [標準的なキャプチャサンプル]_x64.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspdsc.dll
バージョン2.13
作成日2021/6/13
著作者イノビア(inovia)
URLhttps://hsp.moe/
備考HSP向け DirectShow キャプチャプラグイン

【32bit版ランタイムの場合】
hspdsc.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar.asをインクルード

【64bit版ランタイムの場合】
hsp3_64.asをインクルード
hspdsc64.asをインクルード
バーコードを使用する場合はhspbar64.asをインクルード
グループDirectShowキャプチャ命令
対応環境
  • その他 : Windows 7 以降、DirectX 11以上
移植のヒントWindows
hs ファイルhsphelp\hspdsc.hs