SuspendThread

指定したスレッドをサスペンドする。

SuspendThread hThread

hThread : [intptr] サスペンドするスレッドのハンドル。THREAD_SUSPEND_RESUME アクセス権が必要。詳細は Thread Security and Access Rights を参照。

(プラグイン / モジュール : kernel32.dll)

解説

指定したスレッドをサスペンドする。

[戻り値]
関数が成功した場合、戻り値はスレッドの直前のサスペンドカウントである。それ以外の場合は (DWORD) -1
となる。拡張エラー情報を取得するには GetLastError を使う。

[備考]

関数が成功すると、指定スレッドの実行はサスペンドされ、サスペンドカウントがインクリメントされる。スレッドのサスペンドはユーザーモード(アプリケーション)コードの実行を停止させる。本関数は主にデバッガでの使用を想定しており、スレッド同期には使うべきでない。ミューテックスやクリティカルセクションなどの同期オブジェクトを所有するスレッドに対して
SuspendThread
を呼ぶと、呼び出し側スレッドがそのスレッドが所有する同期オブジェクトを取得しようとした場合にデッドロックを引き起こす。これを避けるため、デバッガでないアプリケーション内のスレッドは別スレッドに自身をサスペンドするよう信号を送るべきで、対象スレッドはこの信号を監視して適切に応答する設計にする。各スレッドはサスペンドカウント
(最大値 MAXIMUM_SUSPEND_COUNT) を持つ。サスペンドカウントが 0
より大きいとスレッドはサスペンドされ、それ以外は実行可能。SuspendThread
はサスペンドカウントをインクリメントする。最大値を超えてインクリメントしようとするとカウントを増やさずエラーとなる。ResumeThread
はサスペンドされたスレッドのサスペンドカウントをデクリメントする。Windows Phone 8.1: 本関数は Windows
Phone 8.1 以降の Windows Phone ストアアプリでサポートされる。Windows 8.1 と Windows
Server 2012 R2: 本関数は Windows 8.1、Windows Server 2012 R2 以降の Windows
ストアアプリでサポートされる。

情報

プラグイン / モジュールkernel32.dll
バージョン1.0
作成日2026/04/16
著作者IronHSP / CsWin32 bridge
URLhttps://github.com/inovia/IronHSP
備考Win32 API の kernel32.dll 関数群。CsWin32 + win32metadata から自動生成。
hsp3net 専用 (intptr / NSTRUCT / wstr を使用)。
タイプ拡張命令
グループWin32API
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\win32_kernel32_gen2.hs