core_OutputArray_new_byScalar

[32bit] cv::_OutputArray のインスタンスを生成します

core_OutputArray_new_byScalar p1,p2

p1 = ARGS_SCALAR : Scalar val
p2 = var : out IntPtr returnValue

(プラグイン / モジュール : OpenCvSharpExtern.dll)

解説

この型は,入出力や出力関数のパラメータに使われることを除けば,InputArray と非常によく似ています.


InputArray の場合と同様に,OpenCV ユーザは OutputArray を気にする必要はなく, Mat や vector<T> などを関数に渡すだけです.InputArray と同様の制限があります.OutputArray のインスタンスを明示的に作成してはいけません。


関数を多相型にしたい(つまり,出力パラメータとして異なる配列を受け付ける)場合も,それほど難しいことではありません.上のサンプルを参考にしてください。_OutputArray::create() は, _OutputArray::getMat() の前に呼ばれる必要があることに注意してください.こうすることで,出力配列が適切に確保されていることが保証されます.


オプションの出力パラメータ.特定の出力配列を計算して返す必要がない場合は,入力配列がオプションの場合と同様に, cv::noArray() を渡します.実装レベルでは, _OutputArray::needed() を用いて,ある出力配列を計算する必要があるかどうかをチェックします.


OutputArray には,Python/Java/... ラッパーの自動生成を補助するために利用される,いくつかの同義語があります: typedef OutputArray OutputArrayOfArrays;typedef OutputArray InputOutputArray;typedef OutputArray InputOutputArrayOfArrays;


元関数名(C#): core_OutputArray_new_byScalar
元DLLエクスポート名: core_OutputArray_new_byScalar
参照元CSファイル: Internal\PInvoke\NativeMethods\core\NativeMethods_core_OutputArray.cs
▼ C言語側関数定義
CVAPI(ExceptionStatus) core_OutputArray_new_byScalar(MyCvScalar scalar, cv::_OutputArray **returnValue)
{
    BEGIN_WRAP
    cv::Scalar scalarVal(cpp(scalar));
    const cv::_OutputArray ia(scalarVal);
    *returnValue = new cv::_OutputArray(ia);
    END_WRAP
}

情報

プラグイン / モジュールOpenCvSharpExtern.dll
バージョン1.00
作成日2021/11/30
著作者inovia
URLhttps://hsp.moe/
備考#include "OpenCvSharpExtern32.as"
#include "OpenCvSharpExtern64.as"
使用するHSPランタイムのビット数に合わせたインクルードファイルを使用すること
タイプOpenCVSharpラッパーDLL
グループNativeMethods_core_OutputArray
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\OpenCvSharpExtern.hs