imgproc_watershed

[32/64bit] watershed アルゴリズムを用いて、マーカーベースの画像セグメンテーションを行います。

imgproc_watershed p1,p2

p1 = sptr : IntPtr image
p2 = sptr : IntPtr markers

(プラグイン / モジュール : OpenCvSharpExtern.dll)

解説

この関数は,[169]で述べられている,ノンパラメトリックなマーカーベースのセグメンテーションアルゴリズムである watershed のバリエーションの1つを実装しています. 画像をこの関数に渡す前に,画像中の希望する領域を正(>0)のインデックスを持つマーカーで大まかに表しておく必要があります.つまり,すべての領域は,ピクセル値が1,2,3...となっている1つ以上の連結成分として表現されます.このようなマーカーは,findContoursやdrawContoursを使ってバイナリマスクから取り出すことができます(watershed.cppのデモを参照).これらのマーカーは,将来の画像領域の「種」となります.マーカー内の他のすべてのピクセルは,アウトライン化された領域との関係がわからず,アルゴリズムによって定義されるべきものなので,0に設定されるべきです.注意隣り合う2つの連結成分は,必ずしも流域の境界(-1のピクセル)で区切られているわけではありません.例えば,この関数に渡される最初のマーカー画像の中で,お互いに接していても構いません.

元関数名(C#): imgproc_watershed
元DLLエクスポート名: imgproc_watershed
参照元CSファイル: Internal\PInvoke\NativeMethods\imgproc\NativeMethods_imgproc.cs
▼ C言語側関数定義
CVAPI(ExceptionStatus) imgproc_watershed(cv::_InputArray *image, cv::_InputOutputArray *markers)
{
    BEGIN_WRAP
    cv::watershed(*image, *markers);
    END_WRAP
}

情報

プラグイン / モジュールOpenCvSharpExtern.dll
バージョン1.00
作成日2021/11/30
著作者inovia
URLhttps://hsp.moe/
備考#include "OpenCvSharpExtern32.as"
#include "OpenCvSharpExtern64.as"
使用するHSPランタイムのビット数に合わせたインクルードファイルを使用すること
タイプOpenCVSharpラッパーDLL
グループNativeMethods_imgproc
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\OpenCvSharpExtern.hs